昨日は 当店で扱う 位牌の事 お話し しましたが、
その文字書きについて ご紹介 しておきます。
亡くなって お葬儀をするにあたり 戒名 が付けられます。
中には 俗名(今までの氏名)のままで やられる方もいますが
一般的に 四十九日(忌明け)法要 までに
昨日紹介したような 黒塗り位牌を 作ります。
四十九日法要に 葬儀で渡された白木位牌 と 作った黒塗り位牌を
両方もって行きます。
そして、法要が終わったら 黒塗り位牌だけを 持ち帰り
お仏壇に安直します。
お位牌に 書き入れる事は
戒名・亡くなった日・俗名・年齢 などです。
彫っても良いですし 書いても良いです。
ただ "彫り" で注意していただきたいのは 修正が困難だという事
彫った文字を直したい 並び替えて もう一人加えたい などという事は
対応出来ない場合もあります。
"書き"の場合は 大丈夫です。
当店の "書き" は 主に 4パターン
1・機械書き (位牌マシーンによる 金シート の焼き付け)
2・蒔絵師による文字入れ (機械文字 本金粉仕上げ)
3・手書き A (本金粉仕上げ)
〉職人さんが違います
4・手書き B (本金粉仕上げ)
写真は左側から1→4
お位牌を作るのは、時間がかかります。
四十九日法要に間に合うよう 余裕をもって 来店して下さい。
新規や書き加えであれば 10日から2週間
塗り直して 並び替え や 金箔の張り替えは 3~4週間 程かかります。
自宅用のみならず 寺用(本堂用)位牌も できますのでご相談下さい。

