こんにちは!協力隊の梅村です。
1/21から、鴛泊フェリーターミナル(海の駅おしどまり)2Fで
「利尻富士町の文化遺産を生かした学び交流事業活動展」を開催中です。
パネル展示を見てきました!
展示では、今年度に行われた島内石崎地区にある海底電線陸揚庫についての測定調査結果やシンポジウムの様子、旧鬼脇村役場に残る史料などがパネルで並べて解説されています。
ちなみに、「陸揚庫(りくあげこ)」とは、本土との間に敷かれた海底電線を陸揚げして陸上の電柱に敷く際に中継点として使われていた施設のことをいいます。
その他にも同じ会場で、鬼脇地区妙泰寺の前住職で、京都からの移住者でもある平元正海さん撮影のモノクロフィルムをデジタル化したものの中から厳選された100点も同時に展示されています。
1953年より移住した平元さんは妻の富美子氏と共に寺院本堂に「私立ルンビニー保育園」を開設し、ニシン景気も下降気味であった島内で子どもたちの生活環境の向上に努めた方だそう。
当時、ニシン漁が下降気味で最後のニシン漁となった写真や、
子どもたちの様子の写真がたくさんあります。
当時は今と比べて道路が整備されていなかったり、物資は多くなかったそうですが、
そんな中たくましく、明るく暮らす子どもたちの様子が分かるとても素敵な写真でした。
展示期間は2/19までです!