ランナウェイズ - Cherry Bomb
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当時はバカにしてた。
ボーカル女性の、今でこそ珍しくもない下着コスチューム姿に、多くの誰もが閉口した。私でさえ、下着は飽くまでも人に見せちゃならないインナーウエアであるべきという観念しか持っていなかった。それが例え、ぶっ飛んでいるアーティストやバンドのコンセプトであるとしても、露出度の突出した女性となると、世間というものはどうしてもそれを色眼鏡で見てしまう。増して、彼女の華奢でモデル体型並み下着姿の艶かしい姿態は、リアル過ぎて目に余ると言ってPTAが黙っちゃいないミタイナ。そういった男尊女卑的な偏見に捕らわれて、彼女等のそこそこ有る音楽面の実力を見極めようともしなかった。そんな時代だった。
あれから数十年、
youtubeで動画と同時に音楽も楽しめるようになった今、自分が十代だった頃に聴いて印象に残った曲の題名をもし思い出せなくても検索繋がりでヒットする。そうやって懐かしむと同時に、自分の過去を顧みざるを得なくなって余計な心労を被ったりなんてこともある。
ヴォーカルの女性が、
同じ小中学校に通っていた近所に住む同年齢の子と、そのヘアスタイルといい身体つきといい何もかもが瓜二つなので、ビジュアル面の印象も強い。ハーフっぽい派手な顔立ちの美形ではあるけれど、意地悪を主張するような顔つきで、実際それも飛び抜けてイジワルな子だった。加えて、兄弟妹揃って問題児で有名だった。私など、彼女と妹とケンカしたことがある。それも今となっては懐かしい。
自分の音楽感覚に変化が起きたのか、
起きたとしてそれがどう作用したのか判らないけれど、今では、ランナウェイズやこの曲も、その趣味が私と合う合わないがどうであれ、カッコ良さに関して言えば心底『超カッコいい!!!』と思っている。
btw、
トップがキャミソール1枚で街中を闊歩する一般女性を見かけるようになったのは、確か1995年頃。キャミは飽くまでもインナー、下着という観念でしかなかったので、露出狂にしか見えなかった。それが今では見慣れたもので、私の感覚もそれが当たり前になっている、黒の下着はイヤらしいという観念を持たなくなったように。自分ももう少し若かったらキャミソール1枚で人目を気にせず歩くと思う。実際、羽織物の下はキャミだったり、スポーツクラブでは半袖より機能的で動き易いので殆どキャミソールにしている。黒のインナーは寧ろスポーツ的に合っていて欠かせないと思っているし、TバックショーツについてもスポーツやTPOによっては機能的だから履くという感覚は当然で、但し、それは私の場合飽くまでもインナーのみに制限される(爆薬)。ファションに関して言えば、今や何でも有りだと思う。一般的には逆に大人しくなってしまっているように感じる。唯一、肩パッドはもう勘弁して下さい(ピン爆)