たったひとつの恋 | Rise's Days
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なんとなく懐かしいドラマが見たくなって、いろいろぐぐっていたらとあるランキングに入ってた たったひとつの恋
当時小学生だった私はリアルタイムでも見ていたんですが、9年ぶりに見始めたらこれでもかってくらいはまりました。笑



小学生かぁ、若かったな。笑
土9だけは、なぜか物心ついたときから大体毎クール見てて。けどあの頃ネットとか見なかったし ひと恋 って略されるのはさすがに知らなかった。



なんかね、亀梨くんの、何かを背負っているというか影があるというか、なんていうかそういうちょっと複雑?な役がすごい好き。



ごくせんも野ブタもベムもひと恋も今やってるセカンドラブも、私はクールだったりちょっと影のある感じだったりが大好きなのでたまらないなって。笑



バンドワゴン、ヤマトナデシコ、1ポンド、神の雫、サプリ……って思い返せば亀梨くんのドラマってかなり見てきたんだけど弘人くんが一番好きかもしれないな。あと菜緒ちゃんも可愛すぎる。



ストーリーはもちろん、亀梨和也綾瀬はるかを始め、平岡祐太も田中聖も戸田恵梨香も、キャストさんたち皆すごく好きです。



あ、私煙草吸う人好きじゃなかったけど、これ見て思った。格好いい人が吸うと格好よさ倍増。笑
お金かかるし身体に悪いし、全然吸わなくてもいいんだけどw



なんていうか、ひと恋を一言で表すなら 綺麗 って感じ。私的にはね。景色とかお互いの真っ直ぐな愛とか。



不器用なところも、なんか愛しくなる感じが。笑



壁を乗り越えて乗り越えて乗り越えてのハッピーエンド、みたいな展開が大好きな私にとっては、どんぴしゃなドラマでした。



おすすめのドラマです。



気に入ったフレーズ書き留めてみたよ。細かい部分違ったらごめんなさい。


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#1 上流と下流の恋

たとえば、夏の日の花火みたいに、忘れられない、たった……たったひとつの恋なんていうのがあるとすれば……それはやっぱり、二十歳の頃の恋なのかな。

どうしたって、パッとしない僕らだった。
でも、僕は…君と出逢った。

恋の始まりはいつだって、赤ちゃんの瞬きみたいにささやかで美しいんだ。
それがその後、どれほど残酷で苦しい恋に育っていくとしても、僕はその運命を逃れられない。

僕は彼女といると、探し物ばかりしてるんだ。


#2 手をつないだ

でもあの時、彼女に言われた「嘘つき」って言葉は、間違って冷たい水に入れられた角砂糖みたいに、かきまわしてもかきまわしても、溶けなかったんだ。
どうしても、心に残り、沈む。


#3 もう会わない

だけどそれは、僕たちの悲劇のはじまりだったんだ。


#4 僕の怒り、君の涙


#5 君がいなくなる

遠くにあいつらのはしゃぐ声聞きながら、菜緒とキスなんかしながら、俺はなんか、すごい満ち足りた気分だったんだ。必要以上にはしゃいだり、必要以上に、悲しんだり。あの頃のいくつかの出来事は今も、この胸の奥で光を放ち続ける。まるで、タイタニックの海底の、宝石みたいに。

ねぇ、あのとき僕は、一生君を、愛していけるような気がしたんだ。


#6 ふたりの秘密

大事じゃないもんのために、大事なもの無くしたらダメだよ。見栄とかつまんないプライドとか、そんなもんのために、本当の大事なもん無くしたら後悔するよ。

何でもねぇんだよ。何でもねぇことにしねぇと… あいつに会えなくなんだよ。 菜緒に… 菜緒に会えなくなるんだ。
頼む…大事にしないでくれ。

菜緒、なんでだろうな。
俺はあのときのメロンが甘かったことが忘れられないんだ。
亜祐太が駅前で買って来た700円のメロンは美味くて、甘くて。
俺はなんだか余計、泣きたくなったんだ。


#7 でも、僕は

君の言葉の切れ端が心に刺さる。
スッて紙で手切ったときみたいに、痛い。


#8 さよなら


#9 きっとまた会える

俺たちはさ、それぞれの場所に戻るんだよ。

言いてぇよ。一生分言いてぇよ。

泣くなよ。切なくなんじゃんかよ。こっちだって泣きてぇんだから。

僕たちは永い永い残りの人生の、その中の15分間だけ手を繋ぐ。こうして、僕の二十歳の恋はおわったんだ。今も鮮やかに蘇る恋。

だけどあのとき、あの船の上で、あの強い瞳の前で僕は黙った。君の瞳は、僕に時間の猶予なんて許さなかった。

3年目、オレンジは光らなかった。
僕は光をみつけることができなかった。真っ暗だった。僕の心も真っ暗になった。僕は彼女が死んだとは思えず、僕を忘れたんだって思った。なぜか、何の迷いもなく、そう確信した。死んだのは彼女ではなく、彼女の心の中の僕だ。

君を連れて逃げる、なんてことも出来たのかもしれない。でも出来なかった。所詮二十歳だった。僕たちは優しすぎて、幼すぎて、どうしようもなく、二十歳だった。こうして僕の二十歳の頃の恋は終わっていった。

それにしても、僕はあの頃、ねえ、僕は、君をちゃんと愛せてたかな。

俺は今、世界一格好悪いぞ。正体なくすまで飲んで、頭が痛くて、吐いた。神様、いくつになったら人は、大人になれるんだ、教えてくれ。いくつになったら、俺は、何かに傷ついたりへこんだり、足掻いたりしなくなるんだ。


#10 たったひとつの恋

ねぇ、僕は君をちゃんと愛せてたかな?

僕は、君といると、探し物ばかりしてるんだ。


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あー、わりと見終わったばかりなのにもう一回見たいw私の中では、9年経っても全然色褪せないドラマです!ぜひおすすめ。



あと忘れちゃいけないのが、主題歌良すぎ。僕らの街で/KAT-TUN 最高です。今も聴いてる。笑



ずっと私の中で一番だったドラマがその位置を脅かされていますwそのドラマの話もまたいつか。


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2006年10月14日~2006年12月16日


・神崎 弘人
演 - 亀梨和也(KAT-TUN)
主人公。父親の残した神崎造船鉄工所で働いている。一見不良で冷めているようにも見えるが、実は家族思いで心優しく、女性に対して一途でマジメ。自分が死んでもいいから、菜緒を守ろうとする。高校は県大会準々決勝まで勝ち進んで大学でも野球を続けたいと思っていたが、父親の突然の死で断念する。第9話にて、菜緒を愛するが故に、自分と同様家族思いの菜緒に辛い思いをさせることはできず、「全てを捨ててきた」と言う菜緒に別れを切り出す。造船鉄工所をたたみ、磯子に引っ越して大手造船企業に就職し、菜緒への思いを断ち切れずにいながらも仕事に没頭する日々を過ごしていた。菜緒と再会後も素直になれずにいたが、菜緒の手紙で、菜緒が再入院して2人がすれ違っていた事実・ずっと変わらぬ菜緒の弘人への愛を知り、北海道に発とうとする菜緒を追いかける。

・月丘 菜緒
演 - 綾瀬はるか
ヒロイン。ジュエリーショップ『スタージュエリー』社長・月丘雅彦の一人娘。横濱女学館大学(通称ヨコジョ)英文学科2年生。何でも素直にぶちまけてしまう性格。誕生日は12月24日。第3話で弘人の弟・廉の前で養護学校に短期間通っていたことを明かした。又子供が産める可能性はあまりないことも明らかになる。家族の反対にあいながらも弘人と愛を深めていたが、双方の家族のことを考え弘人と菜緒は距離を置かなければならなくなる。その後、菜緒の再入院と弘人の引越しにより連絡がとれなくなり、大学卒業後、中学校の英語教師となり、家族を安心させるために『スター…』に勤める斉藤と交際していたが、3年後の再会で弘人への愛情を偽れなくなる。斉藤と別れ北海道の養護学校に赴任を決意。北海道に発つ当日弘人に対しずっと愛していた思いを手紙に残す。

・草野 甲
演 - 田中聖(当時KAT-TUN)
弘人の親友。トラック運転手。見かけによらずナイーブなロマンチストで、女性に対して内気な純粋な青年。裕子と付き合い始める。だが、第9話にて裕子と別れて(自然消滅)、別の女性と結婚した。


・大沢 亜裕太
演 - 平岡祐太
弘人、甲とは昔からの親友。横浜自動車整備専門学校に通う。美形だが優柔不断なこともあって彼女なし。カフェでアルバイト中。菜緒の良き相談相手になる。専門学校卒業後、自動車メーカーに就職した。

・本宮 裕子
演 - 戸田恵梨香
菜緒の親友で、やはりヨコジョの英文科2年生。仕送りとアルバイトで一人暮らし中。実家は神戸で開業医をしている。いざというとき、意外としっかりしている。最初は甲との付き合いを周りに隠そうと友達の前で無視をするが、彼でなければいけないと知り素直に謝る。大学卒業後、実家の神戸に戻り、家業を継ぐことになり、医学部に入り直している(裕子を演じている戸田恵梨香も、地元および実家は神戸である。)。

・月丘 達也
演 - 要潤
菜緒の兄。大学院在学中。将来は家業を継ぐはずだが、本心は研究者になりたいと思っている。骨髄移植をしてまで妹を溺愛している。

・神崎 廉
演 - 齋藤隆成
弘人の弟。性格は明るいが、病弱な体質のため養護学校に通っている。後に、中学に進学し、野球部に入った。

・月丘 雅彦
演 - 財津和夫
菜緒の父。ジュエリーショップ『スタージュエリー』社長。かなりのやり手で達也と菜緒に家業を継いでほしいと思っている。

・月丘 みつこ
演 - 田中好子(特別出演)
菜緒の母親。心優しく、少々天然ボケな月丘家のムードメーカー的存在。

・神崎 亜紀子
演 - 余貴美子
弘人の母。生活苦から水商売に走る。家族のためなら何でもする考えだが、はたから見れば派手でだらしがない。150万の借金を返済するため菜緒の父・雅彦をゆする。造船所をたたんだ後、水商売をやめ、百貨店の食材コーナーでパート勤めしている。


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