この写真は、お客様のお宅にあった 木の椅子です
一見 普通の椅子ですが、
もとは脚の長い椅子だったそうです
ある日、ご主人が倒れてしまい、
入退院を繰り返す中で、
ご主人が座りやすいようにと、
お家にあった この椅子を
奥さまが、脚を切って調整したそうです。
単純に切るといっても
椅子の脚は、微妙なズレでガタついてしまいますよね
初めて大工仕事をやったそうですが
奥様は、きっと慎重に測って、
丁寧に仕上げたんだと思います
ご主人は、この椅子に座りながら、
「 おまえは大工になれるなあ 」
と言ったそうです
奥様はご主人のことを
「 入院しているときは、
病気がなかなか回復しなかったのに
家にもどったら、
急に元気になったのよ 」
と言っていました。
きっと、ご家族の思いが
回復へと導いたのでしょうね
想う キモチ は 大きいですね
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