3年前の今日、我が家の入院闘病生活が始まりました。

 

当時、総合病院の整形外科医による

触診で腫瘍が確認されて、

すぐ超音波検査をしなければだめだ!

その前に小児科の診察を受けて!と言われ

カルテが回されました。

 

3人の小児科医による問診と診察…。

これに何時間もかかりました。

 

帰りたいと泣きわめく我が子を必死に宥め続ける中、

私は手足が震えだしていました。

パパにうまくメールが打てないし、

息の仕方も分からないくらい苦しくなっていました。

 

問診の末、あーでもないこーでもないと

私達を置き去りに討論しあう医師達の言葉から、

この子の腫瘍が悪性でない可能性が

ほぼ潰されてしまったからです。

 

うーん、とにかく超音波検査しましょう!

手配をするから待ってて!と診察室を出されました。

どれくらい待ったのか…。

その後呼び出されたのは何故か超音波検査室ではなく

先ほどと同じ小児科の診察室でした。

入室すると、また別の初対面の小児科医が1人座っていました。

そこでのやりとりが忘れられません。

 

「エコーだけどさぁー、今日はねぇー…。

 まぁいつもだけどね、本当に混んでて夕方まで待つよ??

 それでもやるの?何?どうしたの?今日は。

 そんなに今日中にやりたい??」

 

何を言われているのか一瞬わかりませんでした。

検査をするから待っててと言われたのに

何故そんなことを聞かれるのか??

そもそも整形外科を受けた段階から超音波をせねばと言われていたし…。

腫瘍について、誰にも何も分からないから

検査を待っていたのに。

 

だからもちろん、待ってでも今日撮りたいと答えました。

でも全然耳を貸さずに検査延期を提案してきました。

 

「もう疲れたしさぁ、

 お子さんも帰りたいでしょ?

 ゆっくり別の日にしたら?

 朝からやりたいならそうだなぁ…。

 15日(9日後)だね!そうしようか!」

 

私の話を聞かずに9日後にオーダーを入れようとしたので、

慌ててもう一度強く言いました。

脇の下に腫瘍があると言われてこのまま帰りたくないです。

どんなに待っても良いから

今日検査を受けさせてほしいと。

やっと話が通じましたが、

お医者さんは物凄く不機嫌になってしまいました。

 

8時半に受付して、このときすでに14時を過ぎていました。

待って待って待ち続け、検査を受けられたのは16時頃。

所見説明を受けたのが17時過ぎ。

子供は泣く気力も失っていました。


ここで初めて主治医となる先生に出会い、

大至急MRIを撮らねばならないと告げられました。

混み合う予約の中、明後日の枠を取って下さいました。


先生は言わなかったけど、

パソコン画面に表示されていた所見欄の小さな文字。

“血流豊富な充実性腫瘤…”
“悪性疑いの強いことが…”

私は見逃しませんでした。

結局MRI後にすぐ入院となったのですが、
驚いたのが超音波延期を言ってきたお医者さんでした。

病名が判明してからの事だけど、
わざわざ私達の病室を訪れて謝罪してきたのです。
 
医師「あの時はその、…。
           ……大変すみませんでした。
           ○○科全員全力で治療に
           臨ませて頂きます。」
 
せっかく謝って頂いたけど、
打ちひしがれて疲弊して
前を向くだけで精一杯だった当時の私にとって
何にもならないものでした。
 
こちらの思いを伝える気力なんて残っていなくて、
謝罪は受けてお帰り頂きました。
 
我が子が命に関わる病気かもしれないと自覚した時、
親は(少なくとも私は)焦ったり混乱したり、泣くのを堪えたり。
うまく喋れなくなるし、冷静に考えることも難しくなります。
 
診断前の親は病気の勉強もしてないし、
なんの知識も無い状態。
お医者さんの一言一言に心臓を掴まれ、引き倒されてしまう事もあります。
 
せめて、追い詰める言葉や蔑ろな対応は避けて頂きたいなと。
振り返ったいま、切に思いました。
 
3年前の我が家は、
これから真っ暗闇の闘いが始まろうとしていました。
 
子供の笑顔だけが唯一の光。
でも、笑顔って、笑うことって、
生きる力をつくり出してくれるのだという事を
心底感じさせられた日々でした。
 
頑張れ過去の私!
頑張れ今を闘うみなさん!
みんなみんな元気になりますように!
 
 
長文で申し訳ありません
文才無くて短くまとめられませんでした。