いつか1人でという意気込みとは裏腹に、日々を淡々と冷静にこなす我が子。

入学後数ヶ月経って、
通学に慣れてきた頃のこと。

毎日の通学付き添いや車送迎でてんてこ舞いの私を気遣ってくれたのか?
我が子可愛さからか?
確実に後者なんですけど真顔

パパが出勤時間を調整して、子供の登校に付き添ってくれるようになりました。
(子供はお友達とワーワーやりたいから、パパは後ろから付いていく。笑)

そしていつしか、
パパがついてるからと、
雨の日でも傘をさして行くようになりました。

私とは正反対でエイヤーなパパは
「大丈夫!大丈夫!やってみろ!いざという時は助けるから!」で、
どーんと子供任せで色々挑戦させたようです。

過保護で心配性な私にはできないことをしてくれるのは、ある意味とてもありがたい。

最初は、
・傘を閉じれない
・傘をたためない
・傘を持ってるせいでポケットから物が出せない。
・転びそうになっても何もできない。
・お友達とジャンケンとか、ちょっとしたコミュニケーションがとれない。

などなど、本人がイラついてしまう細々した事案がありました。
怪我をしそうなヒヤリハットは、きっと数え切れないくらいあったと思います。

それでもなんだかんだ、パパのエイヤー戦法によってぐんぐんレベルアップしていった我が子。

徐々に傘の取り回しも上手くなり、
今や雨の日は、荷物の多い時と土砂降り以外自力登校です。
親の心子知らずで階段なんか早足で駆け下ります。
これが転ばない!でも怖い!ゲッソリ

転ぶのが一番怖いです。
切断後初めて転んだ時、私は驚愕しました。
頭や右胸部まで地面にゴッチーン!!
とっさに左手をついたのに、支えのない右側に体がゴロンと倒れこんでしまったんです。

順応した我が子は今、とっさに右膝で受けるようになりました。
(うちの子の場合は、です。)
右の膝小僧周辺は痣だらけのことが多し、ズボンはしょっちゅう穴を空けて帰ってきます。

でも子供の運動神経って凄い。
中年かつ、心配性の母の感覚とは次元が違います。
心配は心配だけど、もう今は我が子を信じるしかないと腹を括りました。

それにパパがいない場合でも、
いざという時にはまわりのお友達や大人に自分から声をかけられるようになりました。
(助けを求めたのは今の所一回だけ。
ほとんど1人の力でどうにかしてしまうのですが。)

これだけしっかりしてくれてるなら、私の出る幕なんてほぼ無いです。
「本当に困った時は電話してね」と携帯電話を持たせてるくらいかな。

そしてそして、先日の雪の日を迎えた訳です。
しかもパパは出張で不在。

ノーマルタイヤのマイカーは出せません。

我が子は「ママ、大丈夫だよ!友達がいないのが寂しいけどね。」と傘をさして学校へ向かいました。

不安な表情など無く、むしろ頼もしい背中を見せてくれて…。
泣けました。
このすぐ崩壊する涙腺、どうにかして欲しいです。

無事に学校へ到着し、何のトラブルもなく帰宅。
心配性の母は迎えに行ってしまいましたけど、全然平気でした。
むしろ邪魔者扱い😱

たくさん経験を重ね、工夫を重ね。
小学校低学年の我が子でも、
片腕しかない我が子でも、
登下校はほぼ普通にこなせています。

これからの成長で手も大きくなるだろうし、もっと器用になるだろうし、力もつくだろうし。
大人になる頃にはきっと何でも自分で出来るようになってます。

上肢欠損の先輩方が、1人で何でもやりこなしているように!💪🏻