悪性ラブドイド腫瘍と闘った我が子、
4月11日で寛解9年です。
今日も元気でいてくれてありがとう、
その一言に尽きる気持ちです。

うちの子が病気になって約10年です。
決まった治療法は無く、
参考にできる症例も無く、
その治癒率の低さに当時は心が折れかけました。
寛解してるお子さんとの出会いに救われ、
やっとやっと希望を持つことができました。

我が家が受けた治療とその後の経過は、
全て病気の研究に使用いただいています。
症例が極めて少ない事は分かってます。
でもあれから10年、絶望だけじゃなく、
十分に希望も見出せる治療であってほしいと願います。

さて、我が子ですが成長とともに病気に関する悩みも変わってきました。
「こども病院からの卒業」という事柄も少しずつ見えて来ています。

病気の経験と身体障害を抱えた我が子が少しでも生きやすい世界になるよう、これからも頑張ります。
生きやすい世界、、これがとても難しいのだけれど。