〜2015年4月28日〜


退院カンファレンス。
いよいよ精神面フォローのお話。

ここからは看護師さんが進行役になりました。


片腕がなくなったこと。

これをお友達がどう捉えるか、
どう接してくるか、
本人はどんな反応をするのか。
よく注視する必要があると。

本人が上手く説明できない年齢なので、
ある程度環境に馴染むまで
大人がフォローする場面が
多々出てくるはずです、と。

とりあえずは介助も必要だし、
子供本人も非常に不安が強いため、
園復帰後しばらくの間
私が付き添うことになっていました。

じゃあその中で
具体的にどうやっていきましょうか??
という話になりました。

しかし、今考えられる
懸案事項だけでも沢山あって…。
挙げればキリがない。

さらに現実、園に戻った時
何が起きるのか分からないのもあって。
私も園の先生方も
頭を抱えてしまいました。

結論が出せず…。
ついにはうーん…と
みんな黙り込んでしまって、、、



その沈黙を看護師さんが破りました。



「あれはどうしよう、
   これはどうしよう、
   細かい事を言い出したら
   きりがないですよね。」

「今までずっと○○ちゃんを
    看させて頂きましたけど、
    本当に強い子だなって感じてます。」

「痛みとか不自由さへの苛立ちとか、
   前の自分と違う姿を受け入れる
   つらさとか。
    大人でも立ち直れないような
    経験を○○ちゃんはご家族と
    乗り越えてきましたよね。」

「退院したら
    逃げたくても逃げられないし
    傷つく事ばかりかもしれないです。
    でも、私は○○ちゃんなら
    どんな事でも乗り越えられる強さを
    持ってると思います。」

「○○ちゃんの心が休める
   安心な場所をママと(園の)先生方で
   作ってあげれば、
   私はそれで大丈夫なんじゃないかって
   思います。」

「私は強くなった○○ちゃんを
   信じてます。」



もともと凄く頼もしかった看護師さん、
うちの子もとても懐いてました。
惚れ惚れするほどカッコ良かったです。

結局は、
本人が数多乗り越えてきたものや
闘病で積み重ねた濃い経験値。
その時に培った力。

これを信じるしか無いのかもしれません。

そして、引っくるめて全部
支えてあげるしかない。

私だって、
この子ほどじゃないかもしれないけど
修羅場を経験して
一緒に成長してきたんだ。
できる、やってみせる!!


私「そうですね、
       出たとこ勝負のところがいっぱい
       あって当たり前ですね。
       やるしかないです。
       やってみます(強気)。
      でも皆さん、困った時はどうか
       知恵をお貸し下さい(弱気)。」


これで
退院カンファレンスは終わりました。


プレイルームに行ってみたら、
うちの子の手元には沢山の工作品。

切断から4ヶ月、
折り紙も
アイロンビーズも
粘土も
ドミノ遊びも
随分上達しました。
本当に頑張りました。

ハサミ
これだけ思い通りにならず
何度も悔し泣きをしました。
当時はまだ修行中でした。

あぁ、これがここでの
最後の作品になるんだなぁと
しみじみ。


私に気がつくと、
鬼の形相になる我が子。


「ママ!!遅すぎ!!!」


ちなみにパパもいたんですがね