2015年4月中旬、
最後の骨髄抑制は穏やかな時間が過ぎて行きました。
好中球が十分立ち上がったところで、
寛解状態なのかを確かめる為の検査が始まります。
画像検査は全身フォロー。
CTは被曝量が嵩むので、
MRIと組み合わせながら行うことになりました。
他に、現時点で抗ガン剤の影響がないかの検査も受けました。
主治医が一番心配したのがドキソルビシン。
心臓に副作用があるんですよね。
うちの子は著しく出るほどの量は使っていなかったので、
念の為の検査でした。
あと、うちの子が使った薬の副作用は…
聴力障害
末梢神経障害
幸いこの時、体には何の影響も現れていませんでした。
ただし、他に
・二次癌
・二次白血病
・成長障害
…などなども起こる可能性が有り、
ひっくるめて「晩期合併症(晩期障害)」と呼ばれます。
これが子どもの先々に立ちふさがるかもしれないのです。
我が子の命を助けたくて
「今」を生きる為に受け入れた化学療法。
こうして副作用を羅列すると、
解ってはいてもつらくなります。
この薬たちのおかげで救われたことは確かだし、感謝しています。
でも、つらい治療を乗り越えてこんなに頑張ってきたのに
なんて悲しい治療薬なんだろうとも思ってしまうんです。
二次癌という言葉を初めて耳にした時も、
その矛盾というか、理不尽さに当てどころの無い憤りを感じてしまいました。
癌を治すための薬で癌になるって何?と。
ズバッとガン細胞だけ消し去る薬、いつかできて欲しい!
相変わらず他力本願です。
さておき、
検査は滞り無く進み、、
速報ベースで結果は良好でした。
局所再発もないし
一番転移の多い頭と肺が大丈夫ならまず心配ないよと主治医は言います。
主治医は自信があるご様子。
それでも私はビクビク怯えてしまいます。
当の本人はというと、検査に辟易。
退院の為の検査だと説明したら、最初はウッキウキだったんですけどね。
連日検査検査で、お散歩や遊びがいつも途中で断ち切られてしまったせいでしょう。
禁食もありましたし…。
そして、
1週間ほど経って、正式に全ての検査をクリアしました。
ついについに寛解のお墨付きが!
(遡って、治療終了と同時に寛解と見なすそうです。)
退院が決定した瞬間です。
「あとは今後の生活や通院ペースについて決めるだけですね。
今月中に退院しましょう!」
先生の満面の笑みが嬉しかったです。