陵視点
「未来さん!?」未来さんの叫び声が聞こえたと思ったら、やっぱり未来さんが倒れていた
「おっしゃ、陵君呼んでくる手間が省けたわ」
僕は未来さんをお姫様抱っこしてさくらさんに言った
「さくらさん、一緒について来てください」
「わかったわ」
~保健室~
「……つーことなんよ」
「そうですか」
その、るうという人はお兄ちゃんと言っていたのなら、未来さんの幼馴染あたりだろう
「……ん」
はっ
「未来さん!?起きたんですか!よかった、どれだけ心配したと思ってるんですか」
「あれ、あたしなにしてたんだっけ?」
「アホか !!あんた、転校生みたら叫んで倒れたんやろ!」
「……っあ、るう…」
やっぱり、未来さんはるうという人を知っているんだ
「未来さん、そのるうとは誰ですか?」
「………るうは……あたしの友達だった」
「だった??」
「そう、るうはいつも明るくてあたしの一番の友達だった」
未来さんは、いつの間にか涙を流していた
何かつらいことがあったんだろうけどそのなにかが分からない
「だけど……あたし、お兄ちゃんが死んでから暗い性格になったんだ それで友達が離れて行って…………」
「あたしへのいじめが始まったの」