ライズトリガーのトミーです!

 

10月も中旬に入り、朝晩の気温も低くなってきましたね!

そろそろ山も色好き始める頃。。。今年よりスタートしたカメラが楽しすぎて、紅葉シーズンを前にドキドキが止まりません。

色々な写真を見ながらは。。。良いな。。。と思う日々です。

 

 

さて、今回は少し変えたブログを書こうと思います。

 

 

個人的に気になったアングラーの釣りを直接見て、自分なりに感じた事をブログに書いてみようと思います。

 

 

1回目はライズトリガーメンバーの“サチ”

 

 

ご存じな方も、そうではない方も居られると思いますので。。。

 

簡単に自分から見るサチの釣りを書いてみようと思います。

 

ライズトリガーメンバーであり、キングオブ倉敷に参戦しているアングラー。

フィネスなアプローチからストロングなスタイルまで幅広くこなせる器用なアングラーだな。。。と言うのが簡単な自分の印象。

後、〇遊びも得意?

 

 

休みは自分と被る事も多くて、メンバー内では一番多く一緒に釣りしているかな?

見ていて面白いし、話をしていても面白いし熱いアングラーだと思います。

 

そんなサチで個人的に見ていて、ついつい見入ってしまう。。。

倉敷川で対岸にサチが居て、その釣りをしていると、その独特な雰囲気から、自分の釣りを止めてでも見てしまう。

 

今回は、サチに自分がついつい見入ってしまう釣りを紹介してもらいました。

 

 

サチ×スイムベイト

 

 

スイムベイトとは、大小様々あるものの、ウエイトが1ozクラスの比較的大型のシャッドテール系ソフトベイト。

 

オフセットフックではなくトリプルフックを使用しボディには基本、塩分が入っておらず、ウエイトを内部に入れており、そのウエイトでルアー自体のバランスを取っている。

 

またノンソルトボディと言う事で艶めかしく動くが、この辺りはカラーによってボディの硬さが異なる事が多い。

基本は沈むものが多いが、中には浮くモデルもある。

 

ウエイトやサイズもまちまちだが、サチが使うのは基本的に1oz前後のモデルが多いらしい。

 

この辺りは、タックルバランス、タックルの制限があるオカッパリアングラーならではの思考の部分もあると思われます。

自分自身、スイムベイトの釣りは殆どしない。

 

 

過去を振り返っても、常吉のウオデスが発売されたばかりの頃にウオデスがやたらとデカいバスを連れて来てくれたので使っていた記憶があります。

自分が高校生の頃なので随分と遠い記憶です。

 

 

しかし近年、特にキングオブ倉敷を始めて、サチと一緒に釣りに行くようになってから、スイムベイトと言うルアーは、自分が手を出し難い魚を引っ張ってきている様に感じます。

 

似た所で言うと、ジャークベイトかな?と自分がサチのスイムベイト論を聞いて少しそんな事を思いました。

 

やり込んだものにしか手を出せない、試合で勝つ為に得た技量だと今回のサチの釣り見て、話を聞いて、そう感じました。

 

 

・実際にフィールでサチの釣りを見学

 

 

20181017日、この日にサチの実釣を見学する事が出来ました。

 

場所は、サチのホームフィールドである“岡山県/倉敷川”

 

季節的には初秋から秋本番と変わるタイミング。

雨男のサチにしては珍しく秋晴れとなったこの日。

しかし、前日の晩に冷たい雨が降った事での状況変化が心配されました。

 

先ず、サチがエントリーしたのは、倉敷川上流部。

 

正直な所、自分はこの時期の倉敷川上流部はそこまで得意ではありません。

それは、極度のプレッシャーが掛かっている事が行かない理由の一つ。

 

夏の間。。。上流部は、“釣られている”“釣られていない”関係なく、多くのルアーを見ています。

 

 

しかも田んぼに水を引かなくなるタイミングでは、倉敷川の水位は夏水位から秋、冬水位へと移行。

田んぼに水が必要なくなると、途端に倉敷川の水位は低くなってしまいます。

 

極度の人為的プレッシャーに加え、水位が低いという事でバスは本当に口を使わなくなる。

 

そんなタイミングですが、サチは迷うことなく上流を選択しました。

 

そこには、スイムベイトならではの魚を騙す能力の高さが関係していると思います。

自分は、スイムベイトの事に関して全くの素人。

 

スイムベイトにそこまで食わせる能力や、騙すほどの能力を感じない。。。っと言うのが自分がスイムベイトに思う事。

 

 

そこで、サチ自身の経験で話してもらいました。

 

すると、食い方に関しては、ゆっくり追いかけて“ハムッ”と食うらしい。。。

 

ん。。。ちょっと分かり難いので、もう少し詳しく尋ねると。。。

 

この時期の倉敷川ないし、児島湖水系の上流部って多くのビックバスが居ます。

しかしそのバスは、賢くて難しい。

 

寄せる力に加えて、食わせる力(騙す力)も問われると思っています。

1ozクラスのスイムベイトなら、ラインの存在感をある程度、消してくれる。

それと、基本バスの目線より上で仕掛ける事で、ラインの存在感を最大限消す事が出来ると考えています。

とは言え、ラインがある以上、全く消せる事は出来ないのですが、通常のルアーに比べると幾分かスイムベイトの方がラインを消せるのでは?と考えています。

 

1ozクラスのスイムベイトってそのラインを消す為に必要な、ルアーサイズと寄せる事が出来るボディサイズの物が多いです。

それに加えて、食わせる力がバランス良く出来ているので、1番良く使うサイズ感です。

 

また、サイズ感に対してルアーウエイトが本物のベイトに近いのも良い所だと思います。

この時期のバスってルアーを見慣れているから、バイトする際にルアーを確認してルアーかエサかを判断している様な動きをしているように思います。

 

ちょっとした本物感の違いが大きな違いになると思います。

 

プレッシャーも掛かり、クリアアップするコレからの倉敷川上流部のビックフィッシュを狙うには相当使えるルアーですよ!

 

 

っと言う様にサチ的には、コレからの倉敷川はスイムベイトにうってつけのフィールドの様です。

 

 

 

・ファーストスイムベイトはHBバブゥ

 

 

TEN FEET UNDER/HBバブゥtype2をファーストスイムベイトとしてキャスト開始。

 

HBバブゥはそのボディ形状から、水面直下をスローに引きやすいのが特徴。

 

そしてスピード感でしか騙せない状況がある為、ファーストリトリーブでもバランスを崩し難い。

 

 

スローからファーストリトリーブまで使える唯一の存在がHBバブゥだそうです。

 

 

 

・スイムベイトを引く場所

 

 

基本的にカバーやストラクチャーを使ってギリギリを通すのが基本。

 

 

倉敷川なら、護岸沿い、ウィード、マンメイドストラクチャーなど魚を追い込みやすい場所をメインに狙います。

 

トリプルフックがむき出しの為、スナッグレス性能はそこまで高くない。

 

その為、基本は見える“変化”を狙う。

 

 

今回は、知っている場所である倉敷川ですが、基本の狙い方は初場所でも同じ。

ただ、スイムベイトはキャスト回数が他の巻物に比べて少なくなりがちです。

その為、一回のキャストで複数のカバーとストラクチャーを狙います。

複数のカバーやストラクチャーを狙う為に立ち位置などを考えます。

極力効率の良い狙い方を考えるのもスイムベイトの釣りには大事だと思います。

 

 

スイムベイトは、集魚力があるので居る場所に通したら何らかの反応があるらしい。

 

 

ただ、何らかの違和感。

 

自分がが思う場所で全くバスが付いてこない、投げ込んでもバスの反応が思う様に得られない場合は、違うジャンルのルアーへとシフトします。

 

年中通してスイムベイトは効果的なルアーでサチ自身、年中投げ込んでる訳ですが。。。

 

良い時もあれば、その逆に悪い時もある。

 

次回は“スイムベイトが不利な場面”を書いて行こうと思います。