ライズトリガーのトミーです!
もう2週間ほど魚触ってません。。。
マジで釣りたい。。。焦れば焦るほど、バラす。。。
そろそろ倉敷川の試合が近いので、練習に行った先日の28日はノーフィッシュ。。。
今朝は捕る事、優先で行って50クラスのバラシ。。。
これはマジでヤバイ。。。和田を酒で酔わして今の倉敷川を全部吐かせるか。。。試合当日にガイドしてもらうか。。。とにかく最悪にピンチの状態です。。。助けて。。。マジで。。。
さて!そんな訳で今週も釣果ブログを上げる事も出来ず、マジで情けない。。。
今回もルアーネタで行こうかと思います。
さて!今回、スポットを当てるルアーは。。。
“スモールラバージグ”
通称スモラバと言われるルアーです。
釣れるルアーの代表格でありライトリグの中ではオールマイティに使えるルアーです。
今年はこのスモラバと言うジャンルが大きく変わった年でもあります。
スモラバの代表格と言えば、やはり。。。
ジャクソン/久遠/エグジグ
何年も続くロングセラー商品としてスモラバの中では定番中の定番。
アイの位置やフック、ヘッドとワームキーパーの樹脂タングステンの比重、ラバー等。。。
トータルバンスに優れたスモラバなので、ここまで釣れ続ける事が出来たのだと思います。
エバーグリーンのC4ジグ等も今や定番ですが、ここまで実績と長い期間と言う事を踏まえて、スモラバ市場の中では不動の地位を確立していると思います。
エグジグの完成度が高い事が影響しているのかは定かではありませんが、他のメーカーが出し難い、作り難いのかあまり手を付けなかったジャンル。
しかしそれがそうでもなくなってしまったのだ。
“今年はスモラバの年か?”
今を時めくメーカーがこのスモラバと言う狭きジャンル?に参入してきたのです。
ハイドアップ/スライドフォールジグ・フラッシュユニオン/ダイレクションジグ・ディスタイル/D-ジグと続いたこのスモラバ戦線。。。
個別に見て行こうと思います。
・ハイドアップ/スライドフォールジグ
スモラバの年。。。でもあるが、やはり今年が絶頂のピークを迎えつつある“フラットワーム”所謂、ギル型と呼ばれるルアーとの組み合わせを考えたスモラバの中でも派生形の位置にあるタイプだと考えています。
ギル型ワームの特徴として不規則なフォールをスモラバにセットする事でフォール以外の着底後にアクションが付け易い、どう動かして良いかアングラー側が想像出来る様になった。ジグヘッド単体で使うよりも操作感やキャスト時にロッドに重量を乗せやすくアキュラシーにも一役かっています。ラバーの恩恵と言うのは想像以上にあると考えています。
瞬間的なリアクションやフォールのスピード感を損なわない為に細めで柔らかいラバーを使用。
スライドのキッカケを作るヘッド形状は、引っかかる前に引っ掛ける。と言う効果を発揮。
その為、フックまで引っ掛かる事が少ないのでスナッグレス性能も高い結果に。
勿論、引っ掛けた後に外す“ハングオフ”と言うリアクションテクニックも任意でし易くなりました。
続いては。。。
フラッシュユニオン/ダイレクションジグ
コチラの特徴は、三角形になったワームキーパー部分。これにより姿勢の安定感は相当ある。
また若干フットボール型になったヘッドが更に姿勢を良くしています。
根掛かり回避能力を上げた仕様でブッシュカバーにもガンガン攻めれる仕様になっています。
ラバーが細目で量も少し少ない事で、カバーに対してのスリ抜けの良さやボトムに対しての感度を向上させていると考えています。
タングステン素材なのに感度上昇。。。もともと感度が良いはずのタングステンですが、スモラバに使う樹脂タングステンは強度を持たせる為、比重か軽めで柔らかい物を使っています。
比重が軽い、柔らかい。。。となれば当然、感度は悪くなる。なので感度を上げるためのラバーの仕様やヘッドの大きさ等、様々。ラバーを細くする事でスピード感を持たせる。
それは、ブッシュカバー等に対して少しでもバスの元にルアーを届ける為の仕様となっている。勿論、そのスピード感を利用した釣り方もある。
ダイレクションジグとはとても良く考え出されたジグだと思います。
さてラストは。。。
ディスタイル/D-ジグ
先に紹介した2つは、正直カバーやスピード感等、カバーやスライド等の目的がありスモラバの中でも派生形となる。ウエイトも2g以上とベイトフィネスに向けた仕様となっています。
しかしこのD-ジグ。純粋に正統派のスモラバ。
スピニングで使えるウエイトからベイトフィネスで使えるウエイトまで出してる所が個人的に正統派と思っています。
因みに自分も使い始めて日が浅い為、まだまだだが。。。以前、ヤバイブランドから出ていたDジグとは大きく変わっている。と言うかクオリティの高さが違いすぎる。
(写真は、ヤバイブランド/Dジグ。 フックも弱くヘッド、キーパーも弱い。一本釣れたら基本ダメになるので使い物にならなかった。しかしラバーの張りは好みだったのでエグジグのヘッドにDジグのラバーを巻いたものです。)
全く別物になったD-ジグ。ラバーの質は、少々硬めと言うか張りがあると言う表現の方が良いかもしれません。
ガードは柔らかく、水に溶け込むグリパン色が特徴的です。
コレはガードの柔らかい素材にした為の副産物か?本当に敢えてのカラーにした為か?
その辺は良く分かりませんが、カラーによっては目立つ。ガードもカラーの時代か?
ヘッドは少し大きめでこれも、ラバーの硬さに対しての感度を保持する為のものか?
とにかくあのディスタイルなだけあってまだまだ面白そうな仕掛けがありそうなスモラバで今後、更に使い込んでみようかと思います。
さて!色々と発売された今年のスモラバ事情。
どれが良いとか悪いとか関係なく、折角使う幅が増えたのだから特性を利用して釣りをするのも良いかと思います。
昔より確かに釣れ難くなったスモラバですが、しかしまだまだスモラバと言うのは違う一面もあるような気がします。
普通に投げて釣れる時代は確かに終わった。でもその分、アングラーの精度によってはまだまだ釣れるスモラバ。だから派生形が生きる時代になったとも考えられます。
ラバーをどう使うのか?このヘッドが生きる状況は?トレーラーをどう組み合わせるか?
まだまだ可能性のあるスモラバ。。。楽しい時代になりました。。。





