何日か前の新聞に、引き取り屋の記事が載っていました。
3年前の9月に動物愛護法の改正により、行政が業者その他の犬猫の引き取りを拒否できるようになり
保健所に収容される犬猫の数が減ったので、殺処分数も減少していきました。
それ以前は、ペットショップに並ぶような犬達の繁殖犬も多く収容されていたようです。
私が活動を初めたのはちょうど法改正がされた頃で、その後しばらくの間の保健所には、業者が一般人を装って持ち込んだんじゃないか?というような子や
迷子として収容されたけれど、繁殖犬が捨てられたんだろうな‥という子もいましたが、最近はそういう子が少ないように感じます。
行政での犬猫の引き取り拒否は、業者であっても終生飼育の確保(義務)を守ってもらう為に行っていることで
それが出来ない業者には、業務の縮小や停止をしてもらうことを狙ってのことだと思いますが(個人的考え)
そんな時に現れたのが引き取り屋‥
それまで業者が保健所等に入れていたような売れ残りの犬猫や、繁殖引退等の犬猫を数千〜数万円を受け取り引き取るというビジネス‥
引き取った犬猫は、販売できる子は販売や転売をし、繁殖に使える子には子供を産ませて販売し
それ以外の子は劣悪な環境でまともな世話をせずに、放置したような状態に‥
そうですよね‥ビジネスですもんね‥受け取った金額以上のことをその子にしたら、ビジネスが成り立たないですもんね
そんなことをしながら、引き取り屋の中には、犬猫を引き取って生かしてやってるんだから、自分達はいいことをしてると言う人もいるらしいです‥
放置された犬猫は、生き地獄を味わいながらいずれ病死や餓死を迎えるでしょう‥
殺しはしないけど、そんな状態にして死ぬのを待ってるのが、いいこと??
そんなんいいことであるわけがない
この引き取り屋ビジネスが横行している現実‥
なんて悲しい現実‥