手術をするか否か。
まず考えたのは 家族への負担。
このまま退院した方がいいのか。
でも いつ骨が着くか分からないまま ただ家に「居るだけ」の私でいいのか。
家族は「治って帰る」のを待ち 頑張ってくれている。
そして 自分は?
待っている日常は?
きっと荷重制限も守れず 動いてしまう。
足が使えなければ。
ならば今 出来る限りの治療をして確率を上げたい。
手術のお話があった日に 私からI先生へ確認した事は
Q、未来の事は断言出来ないけれど
沢山の患者さんを見て来られた先生の経験から
今の私の骨は まだ再生するチカラがあると思えますか?
A、8月に話した時点では まだ保存で骨が着く可能性の方が高かったが
進行が遅い状態が続くと 骨自身が諦めて 再生を止めてしまう事もあり
今は 手術する方が確率は高くなりつつあると見ています。
Q、手術を選択したら 退院までの期間はどれ位ですか?
A、またギプスからやり直すので 荷重も初めから1/3→1/2…と 順調でも1ヶ月ほどの訓練が必要です。
ただ今度は 左手がある程度使えるので
松葉杖での退院は早まると思いますよ。
Q、手術は I先生がして下さるのですか?
A、もちろん僕がします。
手術の傷は 骨折部と腰に少し残ります。
手術となればまた ご家族と一緒に詳しい説明をします。
真っ直ぐ私の目を見て そう答えて下さいました。
お話しが聞けて 安心しました。ありがとうございました。
そう言い終わらない内に 涙がハラハラとこぼれて。
知識の無さからの心細さや迷い。
医師からの説明が どれだけ患者に必要で 安心感を与えてくれるか。
不安が大きいまま 安易に退院させなかった事
キレイ事を言わず 手術も結果論だと正直に言って下さった事
何より 自然治癒を選び 根気強く粘って下さったお気持ちが嬉しかったです。
と同時に 自分の再生能力が至らない悔しさ。
そんな想いの涙でした。
I先生の手で 手術して下さるのなら
お願いしたいと思います。
主人も「やるだけやって来い」と 背中を押してくれました。
この先もし骨が着かなくても
ここまでやったんだと 前を向いて思えるはずだから。
動きます。

*今日は 私を娘の様に可愛がってくれたKさんが退院。
「おとうさん」に いつも元気貰ってたよ。
嬉しい門出の日だもの。
私の手術は内緒のまま 見送らせてね。
