本音を言うと、私は子供が嫌いである。

他人の子供は大嫌いだし、自分の子供でも、好きではない。

次に生まれ変わるとしたら、結婚も出産もしないで、一人で自由に生きていく人生を選ぶだろう。

 

自分の子供が嫌いであること、子育てが嫌いであることは、他人には言えない。自分自身でも認めることに抵抗があるほどのタブーだからだ。

だから、「これは修行だ」「育児は育自」「子供こそが宝」とか、いろいろ、自分を納得させる理由、子供を産んで育てていることを正当化するような理由を探しては、自分を納得させようとしていたのだ。

 

でも、本当に子供が好きな人であれば、理由もなく好きなのであろう。必死に理由を探して子供を好きになろうとしている時点で、本来の自然な在り方としては、子供が嫌い、なのだ。

 

毎朝、毎晩、私を苛立たせる子供達。イライラするのは私自身のせいで、子供のせいではない、と考えようとした時もあったけど、子供達がいなくて一人の週は、全然イライラしなかったので、やっぱりイライラするのは子供達のせいだ。

 

子供たちのせいで、私は毎朝毎晩イライラさせられて、怒鳴って自己嫌悪に陥り、心身を消耗しているのだ。

 

ただ、では、子供達が事故や病気で死んだら嬉しいか、というと、決してそんなことはない。それは、人間は一度手に入れたものを失うと、喪失感で苦しむから。

 

初めから子供がいなかったら、喪失感で苦しむこともない。ただ、経験していないので、子供がいる人を見ては「あー、私にも子供がいたらなぁ。」と無い物ねだりに苦しむかもしれない。隣の芝生は青く見えるものだから。

 

だから、今生では、子供がいる人生をできるかぎり満喫することにする。でも、次回生まれ変わるとしたら、絶対に子供はいらない。結婚もいらない。一人がいい。