私は何処にも行かない。彼の元から離れる気は一切無い。




いつものようにいつもの待ち合わせ場所から彼の車で彼の家に向かう途中。


いつもの場所でギアチェンジ。いつもより彼の小指の力が強かった。


仕方なく一度離してもまた私の小指を探す彼。

まるで固い約束の指切りげんまんのような。


私を少女にしてくれる彼がすき。