20:23に高知駅に到着。
事情を知っている父姉様と父弟君、そして、何も知らされていない
婆様が迎えに来ていたので、車に乗り込み、実家に向かう。

そして到着して直ぐにパパと対面。
先月は、普通にしていた彼が、ママの電動ベッドに腰をかけて
何故私が来たのか分からず、キョトンとした目で私を見つめ、
震える手で自分の財布を一生懸命、整理していた。
私が「パパが入院するって聞いたから、来ちゃった」って言ったら
どもりながら「そ、そうか」って言ってくれた。
でも、パパが発する言葉は全て痞えていて、足も体も震えている
状態。座るのもやっとの状態を見るのが辛くて、長野の友達から
言われていた「笑顔」も忘れて涙が出た。
...でも「お前、風邪ひいてるんだろ?移るからあまり側に来るなよ」
と言われたのには少し笑えた。


パパの財布の整理が進まないので、自分がやってあげて、
それからパパが眠りたい、と言ったから眠らせてあげることに。
妹から砂糖水を少し飲み、カリウムが入っていない缶コーヒーを
ちょっと飲み、パンパンに腫れた両足をやっとベッドに乗せて
眠りに付いた。


寝息が聞こえるまで側にいて、それから妹を手伝いに台所へ。
パパの病気のことは知らされておらず、今回の入院理由が
「口内炎が酷くなったから」としか伝えられていない婆様は
なんでパパがご飯を食べれないか、不安がっていたけど、
とりあえず、自分達が食べないわけにはいかないので、
キチンと食べることに。

ご飯後、パパの様子を見に寝室へ。
猫のスーが心配そうにパパの上に乗っていた(笑)
あまりにも寝息が静か過ぎるから。
...心配になって、パパの額に手を当てて、熱があるか
どうかをチェック。
そしたら。
パパ、もの凄いビックリして私を見つめ返し、
「なんだ、お前かよ」ってかすれた声で言って。
「ゴメン、ビックリさせた?」って言ったら頷いてた。
「どうせなら、何か飲むっ?」て聞いたら、こっくり
頷いたところ、グッドタイミングで妹が砂糖水と缶コーヒー
を持って現れ、
「どっちが好い?」って聞いたら「砂糖水」との答え。
ストローで少しだけ飲んで、でもやっぱり喉を通るのが
辛いらしくてむせる。
「痛み止めも飲んでおく?」って聞いたら、苦しそうに
頷くので、いつも飲んでいる痛み止めをあげたが、
それを飲もうとした途端、手が震えて少しこぼす。
一生懸命、手で拭こうとしているパパを妹と二人で
「大丈夫だよ~」と言い、残りの薬を飲んだのを
確認してからスーを連れ立って部屋を出る。