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ありがとうございます。

 

 

 

1学期に不登校や行きしぶりに悩んでいると、

2学期はちゃんと行けるのかな?

と不安に思ったり、

また「行かない」と言ったらどうしよう。

と心配になりませんか?学校

 

不登校や行きしぶりがあると

子どもに何て声をかければいいのか気を使って

いつ背中を押せばいいのか分からずに

悩んだりイライラして子どもに当たってしまう

ということもありますよね。悲しい

 

 

 

不登校には段階がある

 

不登校や行きしぶりには

段階があります。

 

①行きしぶり期

最初は、行きたくない原因が解決されずに

お母さんに気付いてほしくて

「行きたくない」とSOSをだす時期

 

②不登校初期

朝、体調の不良を訴え、

休むと元気になります。

 

③不登校:慢性期

学校を連続して休むようになり

部屋から出ずにゲームなどに没頭したりして

現実から逃避していきます。

 

④回復期:試行錯誤期

不登校になり子どもの心が落ち着いてきて

少しずつ元気になったように見えます。

 

⑤回復期:行動

外の世界にも少しずつ目を向けられるようになり、

外出したり笑顔が増えてくるようになります。

 

⑥回復期:回復

やりたいことが見つかったり

意欲的な行動や言動が見られるようになります。

 

 

 

 

息子の回復期までの時間

 

我が家のASDグレーっ子の高校1年の息子は

小学校のころから行きしぶりがあって

中学校の時には

数か月学校へ行かないこともありました。学校

 

小学校の時は、私が行きしぶりに関する知識が

全くなかったので、ガミガミと言い続けてしまい

学校には時々行くものの

何度も行きしぶりを繰り返しました。うずまき

 

そのころの息子は、自信もなく

勉強もほとんどしようとしない状態。

 

ですが、中学生になって

私が息子の特性や声のかけ方、関わり方を知り、

不登校に対する知識を得たことで、

 

中学3年の時に息子が

「不登校になる!」と決めてから1ヵ月で心が回復し、

2学期には学校の教室へ戻ることができましたキラキラ

 

 

 

 

回復期の見極め方

 

子どもの背中を押す最適な時期である回復期。

それっていったいいつなのか?

 

それは、毎日子どもの様子を見ているお母さんなら

きっとわかるはずです。キラキラ

 

例えば、

・ずっとゲームばかりだったのにやめる時間が増えた

・自分から話すようになった

・外へ出る時間が増えた

などなど、今までと動きが変わってきます。

 

その間に親子関係が築けていれば

子どもは話しに耳を傾けるようになります。

 

そのためにどんな風に接したらいいのか?

 

 

 

子どもとの関わり方

 

子どもにとって大切なのは

褒められることではなくて

存在そのものを認めてもらえること星

 

学校に行っていないことに

子どもは罪悪感を持っているのに

「まだ寝てるの?」

「いつまでゲームやってるの!」

と否定的な言葉をかけていると

いつまでたっても回復期はやってきません。

 

だからといって、特別何か素晴らしいことを

したわけでもないのに、

「起きれたの!すごいね。」

「歯磨きしたの!偉いね。」

と言われても、嬉しくないですよねアセアセ

 

大切なのは、

「おはよう。」

「良く寝たね。」

「ご飯おいてあるよ。」

 

そんな当たり前の言葉なんです二重丸

年齢が大きくなるとわざわざ言わなかったり

遅く起きてきた子に

「良く寝たね!」

なんて言えないかもしれませんが、

 

子どもの存在を認める言葉をかけるだけで、

「自分はいてもいい存在なんだ。」って

思えるようになり、どんどんと心を回復させていきます。キラキラ

 

そしてもし、「1時間だけでも学校に行ってみない?」

と背中を押したときに

「行かない」と言ってもあせらないことが肝心です。

 

機嫌のいい時を見計らって声をかけると

「行ってみようかな」

と思える時が必ず来ます風船

 

子どもだって学校に行った方がいいことは知っているし、

友だちと遊びたいと一番思っているはずですハート

 

だからこそ、我が子を信じて

そっと背中を押すタイミングを待ってほしいと

心から願っています。