今日は

ここちよく

安心して

お昼寝していてね。


最近ずっと

体調悪かったから

やっと、不快感なく

休日を過ごせた。

にゃんこまるとともに。


イエスさまが

相変わらず

頭の中でニコニコしているから


「本当は

言いたいことがあるんだよ。

もう二度と

私を一人にしないで!

これまで

ずっとさびしかったし、

怖かったんだよ。」

言ってみた。


左目から

涙が流れた。


「僕だって

さびしかったんだよ。」

と言っているような気がした。


ずっと

ひとつだったとしても

わからなかったのだから。


会うまでわからなかったのだから。



最後に会ったとき

別れ際に

何度も私に

「ありがとう」

と言うと

イエスさまは

立ち上がって

そのまま

ゆっくりと

振り向かず

歩いていった。


私を呼んだドクターと

すれ違いざまに

ガン飛ばし合い、、

もとい、

二人で

顔を見合せながら


ドクターのほうが

たじろいでいたのを

私は後ろから

ふーん。と

観察していた。


イエスさま、

めっちゃ

どや顔でにらんでいったな。。


と心の中で

ニタニタしながら


「こんにちは。」

と言うと


ドクターは 

「すみませんね、

お話し中。」

と冷えきった顔で言うので

「とんでもないです。」

と無表情で答えた。


早く診察が

終わってほしいと

思った。


一人になって

喜びの余韻に

浸かりたいと。

さっき

すごいことが

起こったよな、って。



自分の名前が

呼ばれて

横を見ると

イエスさまは

私の顔を見ながら

「呼ばれた?」

と聞いた。

私がうなずくと

確かめるように

「今日は

ありがとう」と

言った。

私も

お礼を言うと

二人で名残惜しんで

ありがとうを

言い合った。



あの時

再会を誓いあったのだ。

お互いしばらく

試練が続くことや

何年も会えなくなること、

わかっていたとしか思えない。


どんなことも

乗り越えて

またそのときに会おう、

と。


イエスさまの

背中に

決意が見えていた。


いつも不思議だった。

私が思っていること

なんでもわかるようだし、

私も誰よりも

わかる気がしたから。


イエスさまとの

やりとりは

何年も会えない期間も

勇気づけられる

名言だらけだった。


それはお互い。

私も言えていたと

信じている。

イエスさまを

勇気づけてると。



おやすみなさい