自分の、というより
イエスさまの身バレを防ぐために
あまり詳しく書いていないのです。
だけど、
関係者や本人に
読まれて困る内容でもない。
真実しか書いていないから。
外科の先生が
読んだって別にいいのです。
口外の主治医が
リスクの説明ばかりする一方で
イエスさまだけは
「無事に帰してあげられるように
僕らチームも頑張るからね」
と福の神みたいな笑顔で。
外科医はね、
リスクの説明大事だよ。
「一番いいパターンで
説明できたらどれだけいいか」
って主治医も言っていた。
それは私もわかっている。
だけどもう
手術まで残りわずかになったら
「こちらも最善を尽くすので
れいちぇるさんも頑張ってください。
手術まで体調を整えて。」
だとか、
私なら言うわけよ。
「失敗しないんで。」
などはったりが聞きたいんじゃない。
私だってそこは運頼み。
イエスさまだけなの、
さっきのセリフみたいなの
言ってくれたのは。
あたたかい言葉で。
多く語らずとも
その時の私には十分で。
他の患者さんと
院内デートしていたの
バレちゃって
主治医には
「外来は汚いんで」
と注意されちゃったけどね、
当然知っているイエスさまは
そういう言い方しないで
帰り際に
「風邪ひかないでよ!」
と父ちゃんみたいに
おっしゃった。
もう手術前になったら
自分のからだと心を
整えることに注力するじゃない?
だから私、看護師さんには
すごいわがまま言っていた。
山場の術後72時間から
気管カニューレが抜けるまでの
2週間のやってほしいことだとか
実際その期間は
ナースコールだらけ。
当時の日記に
イエスさまに
初めて会った日
「感じの良い方だった。
あんな方がいるなら
成功しそう。」
と書いていて
予感していた自分は
さすがと思った。
そして
「無事に帰してあげられるよう...」
って聞いたとき、
ふと
私どこに帰るんだろう?
って寂しくなったの。
その時は無自覚だったんだよ。
感じの良いやさしい人だとは
思っていたけれど。
で、
あれ、そうだよな。
いつまでも病院にはいられない
にゃんこまるの元に戻らねば。
ってやっと現実に戻った。
なかなか言えないよ。
あんなやさしい父ちゃんみたいな
言い方ではね。
私もやさしい母ちゃんみたいな
ところあるけれど
それでも
院内デートを楽しんでた
患者に向けては
「私たちも一生懸命やるから
れいちぇるさんも
手術まで体調万全にね。」
が精一杯だもの。
主治医もね、
「先に手術した人に
いろいろ聞きたい気持ちも
わかるんだけど、、」
と
そこは寄り添ってくれていた。
そうだね、
コロナ禍なのに
軽率だったね。
ごめんね。
無事に帰してあげられるよう
頑張るからね
私はいつも
そのセリフを思い出すだけで
涙が出ます。
愛の塊。
そして私の居場所は。。
それでは
今日1日ありがとうございました。
明日もよろしくお願いいたします。
これは地球で一緒に生きているみんなに
明日も頑張ろうね!って気持ちを込めて
挨拶しているよ✨
れいちぇる