6月のありママクラブの活動報告(^^)/

地域に伝わる季節の伝統食

笹巻作りを楽しみました♬

笹巻作りの講師は長女と私の担当

奥出雲出身の父から学んだ笹巻作りでは、1個のお団子を6枚の笹の葉を使って包みます。

一通り作り方を伝えると、皆さんお互いが先生となり、作り方を教えあいながら作業を進めることができました。



子供達もたくさんお手伝いしてくれました。

笹巻作りのほかにも、ランチのおにぎり🍙作り、ロケットストーブの火の番、お味噌汁の味付けなどなどなど…

やりたい作業に自ら進んで参加してくれました。

「僕もおにぎり作りたい!」
「お味噌汁の味付けしてもいいですか?」

自らやりたいことに挑戦する子供たちの姿は

とっても可愛らしいですラブラブ

そんな中、一人の女の子が、私と一緒に笹巻きを作りながらこんなお話をしてくれました。

(女の子)「私、大きくなったらここでお仕事する!」

(私)「何のお仕事するの?」

(女の子)「こうやって笹巻きをみんなに教えてあげるの!」


その一言に、その女の子がどれほど笹巻き作りを楽しんでいるが伝わってきて、じ~んと胸が熱くなりました。

笹巻作りの会を開催して本当によかった~
と思えた感動の瞬間でした(*^-^*)音譜

前回のこんにゃく作りに引き続き、今回も野外炊飯をしました。

使用したのはロケットストーブ



Rie Child Support の引野里絵さんにご協力いただき、実現することができました音譜

ドラム缶を二つ積み重ねて作られた手作りのストーブ

少しの燃料で火を焚ける、とても燃焼力に優れたストーブなのです。

使用した主な燃料は、廃材や昨年畑で収穫した大豆の枯れ枝です。

ストーブを囲み、火の温かさに触れながらみんなで語り合う時間

心もぽかぽか温かくなり、みんなの笑顔に包まれました(*^-^*)

火は恐れるものではなく、扱いをきちんと知れば、その恩恵を受けることができる。

引野さんからストーブへの薪のくべ方を教わり、子供達も火の番に挑戦しました!

引野さんは、作業療法士&グローアップクリエイターとして子供の育つ力を引き出す子育ち・子育て支援事業をされています。

個別の発達相談の他、自然農を営む畑で楽しむ会やママ達のおしゃべり会など様々な事業を展開中です!

また、今後も引野さんと共に楽しい活動ができたらいいな~と思っています(*^-^*)

実は、今回のイベントには留学生さんも参加してくださいました!

台湾、フランス、アメリカからの留学生さん達✨

もち米粉をだんごにする作業も手伝って頂きました。



台湾でも笹巻きはあって、ピーナッツ粉をまぶして食べるのだそうです。

アジアの国でも笹巻ってあるのですね~

とっても興味深いお話を伺うことができました。

私が子供の頃、毎年6月になると、遠方に住む祖母が笹巻きを手作りして贈ってくれました。

笹に包まれたお団子はとっても爽やかな香りに包まれていて、美味しくて美味しくて何個も何個も食べた思い出があります。

大人になり、祖母も高齢になると、いつしか笹巻きを食べる機会はなくなりました。

でも、子供が誕生して私が母になってから、今度は私の父が孫たちのために毎年笹巻きを作ってくれるようになりました。

実は、私が子供の頃、父に笹巻きを作ってもらったことは一度もありません。

だから、父が初めて笹巻きを作ってくれた時、とてもびっくりしました目

父がこんなにも手先が器用でこんな特技があったなんて、知らなかったから...

笹巻きの他にも、そば打ちが得意だったり、そうめん流しをしたいな~と言えば竹を切って道具をこしらえてくれたり...

子育てを通して、私が子供の頃には知らなかった父の多才な面を知るようになりました。

今回みんなで作った笹巻きは、全部で100個を超えました。

その笹の葉は、すべて父が前日までに山に採りに行って用意してくれたもの。

無口で多くを語らない父ですが、お願いすると惜しみなく与えてくれる父

改めてその存在を有り難く思いました。

そして、父の持つ技を私も受け継ぎ、これからの世代へ、子供達へと伝えていけたらいいな~と思います。

来年は笹の採れる場所も父から教わりたいな~

世代から次の世代へ受け継がれていくもの

大切にしていきたいですね(*^-^*)

子供達の健やかな成長を願い

みんなで作って味わった笹巻作りの会

今回もたくさんの皆さんのお陰で楽しい会を開催することができました。

いつもありママクラブの活動を応援してくれ、たくさんの作業をお手伝いしてくれたサポーターのMちゃん

引野さん、父、子供達

そして、参加してくれたみなさん

ありがとうドキドキ

また来年もみんなで笹巻き作りを楽しみましょう🎵