こんにちは。またまた、前回からとても時間が開いてしまいました。

昨日からクライストチャーチはロックダウンしていて、とても静かな休日を過ごしています。

 

さて、今回は一回生後期について書いていきたいと思います。

 

まず、前期と変わらないのが、

Nursing Science 2

Management of Nursing Care 2

新しい科目が

Health and Wellness

Nursing the Person with Long Term Health Needs

 

Nursing Science 2

まだまだ、サイエンス続いていきます。暗記問題どんとこい!!です。

日本人本当に暗記だけ(悲)は最高にいいです。

私のクラスメートだった唯一の日本人は毎回のサイエンスのテストで一位になっていましたし、私も負けじと90点以上は維持していました。

けれど、テスト終わるとほとんど忘れてしまっているのが悲しい現実ですが。。。。

このサイエンス2ですが、特にレベルが上がるわけではなく、1でしなかった生理解剖学が続くだけです。

 

Management of Nursing Care 2

この科目も、前期と同様で1で習わなかったことを習っていきますが、少しOSCEのレベルが上がります。

今回のオスキーでは友人を連れていけません。

なので、学校が用意した患者役の方とやっていくので、事前にその人のバイタルの大体の予想がつきません。。。

 

アセスメントとしては、この3つのうちのいずれか、

Musculoskeletal system (筋骨格)

Abdomen (腹部)

Head and Neck Lymph Nodes (頭と首のリンパ)

 

プラス

この3つのうちのいずれか、

Safe oral medication administration (経口薬の投与)

Treansferring of a patient (患者の移動)

Preparing a sterile field and open gloving using aseptic technique

(これはどう訳していいのか分からないのですが、無菌の手袋の使い方?といったらいいでしょうか。。。)

 

をパフォーマンスしていかなければいけません。

 

もういつもながらオスキーだけはドキドキです。

私が当たったのは、Head and Neck Lymph Nodes と Safe oral medication administration

のコンビネーションでした。けれどこれは、問診してからではないと分かりません。

 

まず、いつも通り、自己紹介から、そして問診です。

確か、患者役の方が、頭が痛くて、、、熱っぽいという返信だったと思います。

という事は、Musculoskeletal systemやAbdomenではないなということになります。

もし、Musculoskeletalであるならば、どこかの筋骨格系が動かしづらいとかの主訴になりますし、

Abdomenであるならば、腹痛がするとかの主訴になるからです。

 

まずはバイタルサインを計ります。これも前回と同様、試験管と同時に計るので、一定範囲カウントがずれていると落第です。

次にリンパ節を触ってどこか腫れているところがないかをみていきます。

(普通に健康体の人が患者さん役なので、腫れてるところなどないのですが、触っているリンパ節の名前を試験管に聞かれたりします。)

頭が痛い、熱っぽいということなので、頭痛薬、解熱剤が必要かどうか患者さんに訊ねます。

ということで、次は安全に経口薬をあげれるかどうかの試験になります。

薬を安全にあげるというのは、ナースになっても基本中の基本です。

いわゆる

7RightsRight madication, Right dose, Right patient, Right time, Right route, Right reason, Right documentation)

を守っていかなければなりません。

違う患者さんに違う薬をあげるなんて、もう考えただけで怖いです。。

無事、きちんと薬をあげ終えて、看護記録を書いて、試験にパス。

あーーーーー、もう本当に心臓に悪い。。。

 

Health and Wellness

この授業は、メインはHuman developmentについて学んでいきます。

人間の成長は色々なサイコロジストから何段階にカテゴライズされていて

(例えば、乳児、幼児、pre-schooler(未就学児童), Midddle childhood, pre-adolescence, Adolescence, Young adult, middle age, old age)、

それぞれの精神的、肉体的な成長過程において、どのようなHealth behaviour が見られるか。という感じの内容です。

(すみません、自分でも何を書いているのか分からないぐらい、訳分からない授業だったような。。。。)

訳分かってないくせに、試験は二つあり、

一つ目は、1500ワードのエッセイ

お題は、

1, Describe the physical, cognitive and psychosocial characteristics of lifespan stage of infancy

2, Briefly descrive two theorists that are relevant to infancy

3, Discuss two examples of health behaviour related to infancy

たった1500ワードのエッセイでこの内容を埋めて書く事を要求してくるこの地獄。

 

二つ目は、選択問題と、short answerの60分間の試験

という地獄。

どれだけ、地獄を味わうの?という感じですが、当時は勉強の虫だったので、めちゃくちゃ頑張ったと思います。

(今じゃもう出来ない!!)

 

Nursing the Person with Long Term Health Needs

まず、後期から、つ、ついにPlacement(実習)が入ってきます。

ここでは、老人学(このような日本語があるのでしょうか?)

について学びます。そして、実習もレストホームに派遣されます。

 

1Bの学生は、レストホームに派遣されても、看護師としてほとんど何もできないというのが現実です。

薬も看護師に付いて患者さんにあげるということもできません。

そもそも、レストホームにいる看護師さんは2人ぐらいしかいないので、学生6人も受け持てません。

なので、学生指導をしてくれるのは、そこで働く介護士さんということになります。

約15日ぐらいしか、実習には行かないのですが、その間、一人の患者さんにつきっきりになり、その患者さんについての

看護アセスメントや、記録などなどを書いて、先生に提出します。

初めての実習、初めてのレストホーム、、、もう初めてだらけで、頭真っ白。不安すぎて実習始まる前日は眠れず。。。

けれど、先生がとても優しく、

「大丈夫よ、最初はそういうものよ。」

「すぐ、慣れるわよ。」

などなど、精神的にサポートしてもらい、レストホームの患者さんもとてもいい人で、すぐに時間が経ちました。

ニュージーランドのレストホームには、レストホームとホスピタルというカテゴリーがあり、学生が派遣されたのは、

ホスピタルレベルケアでした。何が違うかというと、

レストホームの入居者は動けて、介助がほとんど必要ない人がいます。

逆に、ホスピタルでは、介助なしでは何もできない方がほとんです。(たとえば、食事介助や身体介護、モビリティーとかです)

この実習では、どのように患者さんの食事介助、身体介護をするか。とか、ホイストや歩行器具の使い方が学べて良かったかなぁと思いました。

というのも、看護師になっても、患者さんの身体介護は必ずあるので(むしろそれをしながら、患者さんのスキンチェックをしたりするので)ある程度の知識が出来てよかったと思います。

ただ、食事がニュージーランドらしいなぁと思ったのが、朝はトースト&ポリッジ(もしくはmuesli)、昼はサンドイッチだったりパイだったり、金曜日はフィッシュandチップスだったり、、、、

わ、わたし、ニュージーランドで老後無理かも。。。。。朝はやっぱりみそ汁に米が欲しい。。。。

なんていう発見もあったり。

 

そんなこんなで、1回生後期はこのような内容でした。

次は二回生前期(レベル6)について書いていきたいと思います。

 

興味を持って読んで頂きありがとうございました。