私が今まで観た映画の中で好きな映画の不動の一位となっているのが
「ライフ・イズ・ビューティフル」なのですが、
同じくロベルト・ベニーニが監督・脚本・主演をつとめた
2005年公開のイタリア映画「人生は、奇跡の詩」を先日DVDで観ました。
とてもいい映画だと思ったのでご紹介させてください
ストーリーを簡潔に言うと、
「主人公が愛する者を必死に守りぬく物語」
・・・簡潔すぎました笑
バグダッドで戦火に巻き込まれ危篤状態に陥った別居中の妻を救うために
頼りなさそうな詩人の夫が、戦時下のイラクで孤軍奮闘する
心温まる愛の物語です
夫の、言葉を尽くして愛を語る姿や、
自分の命を顧みずに妻に必要なものを手に入れようと
がむしゃらになる姿には感動を覚えました
かなり無理な治療法を繰り返し、あまり現実的ではないのですが、
そんなことは関係なく、愛は奇跡を起こすことができるのだという
感覚にさせられます
実の妻のニコレッタとの共演、
悲劇の戦時下での物語、主人公の明るいキャラクター
という点でライフ・イズ・ビューティフルとかなり似ていましたが、
どちらも“考えさせられる”素敵な映画です