外国の子育て事情 | ★子育てに自信のないお母さん応援日記★

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保育士の目線から語る、お母さん達応援日記!
少しでも、心のモヤモヤが晴れてくれたら、いいな。

プロフィールにはちらっと書いているのですが、

私、アルゼンチンという国で幼稚園の先生をした経験があります


アルゼンチンは、地球の裏側の南米にある大きな国で、その首都ブエノスアイレスに住んでいました(1年くらいですが


そこで、「お、これはイイナ」と思った子育ての違いをご紹介しますねきらきら!!


まず、アルゼンチン人って、ラテン系の人たちなので、すごく陽気です心

ベシートと言って、挨拶のときにほっぺとほっぺをくっつけて「チュッ」と音を鳴らすのですが、これは男女であっても初対面でもみーんなやります好

私も、最初はどきどきでしたが、毎日なのですぐ慣れました(笑)



こんな文化のある国なので、スキンシップがとっても多いのですね




これは、子育てにおいては、すごく大切なことですよね


うまれたての赤ちゃんに、誰からもぬくもりを一切与えず、一切のスキンシップを取らないでおくと、死んでしまうと言われています。


それくらい、乳幼児期の子どもにとって、肌のぬくもりと言うのは本当に大切なものですきらきら!!




日本は、街中でカップルがいちゃいちゃしていると、不快感を与えてしまうこともあったり、基本的にスキンシップが少ない国だと思います

さすがに、街中で旦那さんとイチャイチャしてください!というのは無理があるとは思いますが笑

お子さんとイチャイチャするのは、堂々とできるのではないでしょうか?!


別に街中でなくても、おうちの中でもいいのですが、日本人はやっぱりスキンシップの文化がないので、意識的に行動しないとすごく少なくなってしまいます↓


抱っこでもいいし
手をつないでもいいし
抱きしめてもいい

たくさんたくさん、肌と肌のふれあいを持ってくださいね







他にも、アルゼンチンでは、子どもの活動への規制が少ないです


例えば、4歳の子に「女の子の絵を描きましょう」というと。
色んな色を使って、何にもとらわれずに描く子がほとんどですラブ


日本だと、ほとんどの子が顔を肌色で描き、髪の毛は黒か茶色。
本物に忠実に描こうとするのですね


これは、どちらも良いところがありますが、日本人は「みんなと一緒」がちょっと多すぎる気がします

乳幼児の、これからの人生まだまだ可能性に満ち溢れている時期に、何にもとらわれずに、自分を表現できる子が、外国では当たり前心

この部分を、少しでも取り入れてみると、違った可能性が広がっていくのではないでしょうか




ちょっと画質が荒くて申し訳ないですが・・・

これが、4歳の子の描いた「自分」です



超、個性的でしょあーーかわいい。




ちなみに。

環境や子育てという意味では、私は日本の方が何倍も素晴らしいと思っています

本当、色々大変だったんです



ただ、やっぱり、良いところは素直に取り入れていくのは大切ですよね(*^ー^)ノ


保育は、ヨーロッパが世界で一番進んでいるので、自分の子どもができたら「母親」&「保育士」目線でヨーロッパの保育園に子どもを連れて行ってみたいです


また、ときどきアルゼンチンのことも、更新していきますね