画像追加しました☆
2013.8.29 モロッコ カサブランカに到着しました。
前日まで情熱の国スペインにいたのですが、次の日モロッコに上陸して唖然となりました。
いきなりまたアジアに戻ってきたような、閑散とした街並みや、汚れた道路、あてもなく街をうろうろしている人々が目に入りました。
こんなにスペインと距離が近いのにここまでも差があるのか!!と驚かされました。
ヨーロッパとアフリカ大陸の経済格差は恐ろしいほどあるということを身をもって実感させられました。
モロッコ最大のモスク
今回の寄港地は「社会問題」について勉強するために
「ストリートチルドレンの今」というプロジェクトに参加しました。
モロッコでは貧困生活で、親が子供に日常的に暴力をふるったり、性的虐待をしたりして
路上に逃げてきた子供たちが沢山いるというのがモロッコも社会問題の中の一つです。
そんな子供達を保護し、24時間育てるという施設をつくったのがハーミッドさんという男性でした。
年間に120人もの子供を保護し、心ある人たちからの支援を受けながら運営をしているとのことでした。
私たちはその施設を訪れ、子供たちとスポーツや絵画などを通して交流するというのが今回の内容でした。
カサブランカの港から30分くらい行ったところに施設はありました。入口はとても厳重な警備があり不審者が入らないようにしてありました。
どんな子供たちと出会うのかドキドキしていましたが、中に入ると驚くほど元気いっぱいな子供たちが出迎えてくれました( ;∀;)
本当に無邪気で笑顔でみんなイキイキしているようにみえました。本当にもともとストリートチルドレン??と疑ってしまうほど明るくて素直な子が多いのです。
でも、中には顔が曇っていて、額に大きな傷跡が残っている子もいました。
今は元気そうに見えるけど、きっと私の想像を超えた皆辛くて怖いバックグラウンドがあって今に至るんだといろいろ考えてしまいました。
まだ幼い子が多いので過去について聞いてはいけないと支持をうけていたので、とにかくこの限られた時間をみんなと楽しもうとはりきりました☆
子供たちにとって、外人(私たち日本人)と交流できる時間は貴重でとてもいい経験になると先生がおっしゃっていたので、私たちが訪れることで
施設の力になれることを嬉しく思いました(^^)/
彼らは英語を使わないので言葉は全く通じませんでしたが、ボディーランゲージを使って体全身でコミュニケーションをとりました。
それでも十分楽しくて、仲良くなるのに言葉ってそんなに必要ないと実感しました(^^♪
壁にペンキでお絵かきをしたり(*'▽')
サッカーもしました☆
ここの子供たちはかなりパワフルで人懐っこく3時間ほど全力で遊んで、私はへとへとになってしまいました。笑
最後にピースボートから平和の意味が込められた大漁旗をプレゼントしました!
お別れのときは、私に懐いてくれた3歳くらいのかわいい男の子がいたのですが日本につれて帰って育てたい!って思うくらい寂しくなりました。
子供は周りにかかわる大人で人格が変わっていくと思います。
この施設ではいい大人が集まって子供たちの教育と施設の運営をしていたのでこうゆう団体の応援を周りがもっとサポートしていくべきだと思いました。
「平和は子供からつくられる」
私はそう信じます。今回であった子供たちがまっすぐな人間に育ちますように・・・。
彼らが大人になった時、子供に対する虐待など二度と同じ過ちと繰り返さないように願っています。
また私が今回の経験を通して何が出来るかも考えていきたいと思いました。







