なんでもそうですが

効果があるものはリスクもあり

精油(エッセンシャルオイル)も

同じです。



そもそも「精油」とは?


植物の花、葉、果実、根、樹皮、枝

などから抽出したエッセンスで


高濃度に凝縮された有効成分を含むオイル


のことです。



ローズ🌹の精油1kgを抽出するために

バラの花びら4000kgを必要とします。

(だからローズ精油はとても高いあせる


それだけ沢山の植物の成分を凝縮した

超高濃度な産物なので

使用法や量を間違えれば危険もあります。



そのため、アロマテラピーを楽しむ際は

原則として原液では使用しません。

キャリアオイル(ホホバオイルなどの植物油)で

希釈して使用します。




ちょっとなら大丈夫?


成分によっては毒性を含むものもあり

ものによっては

ごく少量でも小さな子供だったら

中毒症状が出ることも…


堕胎作用のある成分も存在し、

妊婦さんに禁忌となる精油もあります。



私も帰省中に

おばあちゃんにアロマオイルで

ハンドマッサージするやり方を教えてたら

夜中に胸が痛くなったそうで怖くなりました。


禁忌はない精油を使っていたけど

高齢者にしては濃度が濃かったのかな

と反省しました。



大事なポイントは


精油ごとの禁忌と注意事項を調べて使う。


•使用法、量、濃度を守る。

「濃い=効果強い」ではない!



多様な使い方ができる反面

なんの予備知識も持たずに

アロマテラピーを実践すると

トラブルを引き起こす可能性もあります。


薬と同じようなものですね。

だからアロマには資格が必要なんだなぁ不安




精油の種類に限らず気をつけること


•絶対に原液を飲まない

水に垂らして飲むのも❌

食品に混ぜて摂取するのも❌


致死量を飲まない限り死ぬわけではありませんが

原液を飲むと口腔内や食道などの粘膜を

著しく損傷する場合があります。




原液を直接お肌に塗らない

必ず植物油などで希釈してから‼️


お風呂に垂らすのも❌

水と油は混ざらないから

精油の原液が直接お肌や粘膜に付くことにあせる


場合によっては、

かぶれや発疹が起こる可能性もあります。


もし起こってしまったら

精油は水で流しても取れないので

ホホバオイルなどの植物油で

なじませて取ってください。

家になければ応急処置として

ごま油やオリーブオイルでも。



子どもの手の届かない

冷暗所に保管


誤飲を防ぐため子どもからは離しましょう!

(アロマごとを始めるとすぐ寄ってくる娘歩く


揮発性があるのでキャップはしっかりと閉め

日光の当たらない冷暗所で保管雲



・半年から一年以内に使い切る

開封後は品質が劣化するので

柑橘系の精油は半年以内オレンジ

その他は1年以内を目安に

使い切ってください。



•精油は薬ではない

自然派療法として受け入れられやすい

アロマテラピーですが

病気を治す薬ではありません。


フランスやベルギーでは医療として

認められていますが、日本の法律では

精油は薬としての認可を受けていません。

治療行為としてアロマテラピーを行うことは

法律違反です。


心身の状態が優れないときは

むしろ精油を使わないほうがよいし

医師の診断を受けることも必要です。




じゃあ精油は何してくれるの?


ネガティブなことばかり書きましたが…


植物を凝縮した精油/エッセンシャルオイルは

こんな役割もあります下差し



例えば痛みがある場合、


西洋医学の薬が100%鎮痛するとしたら

精油は30〜40%くらい鎮痛


なんと残りの部分は

自分の身体の持つ免疫力を引き立たせる

つまり

自然治癒力を高めるサポートをするのだそうびっくりマーク



そんなように私たちのこころと身体を

いいバランスに調整する作用があります拍手



元気がない人にはやる気を起こさせ

逆に、興奮している人には鎮静させ

その人を本来あるべき人”にさせるのが得意

といわれています。



縁の下の力持ちみたいで

なんだか可愛くないですか?笑い



気をつけるべきことはしっかり気をつけて

まずは香りを楽しんだり

健康維持や予防医療的に

取り入れてみることをおすすめします指差し