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こんにちは。
モラハラカウンセラーの幸村です。
モラハラから抜け出した人が
楽しそうに人生を謳歌している、
そんな投稿も
たくさん存在します。
かく言う私も、
かつては被害者だったけれど、
ちゃんと楽しい人生を
取り戻せますよ、
ということを伝えたくて、
そういう発信はしますが、
離婚したその日から
急に何かが
切り替わるわけでは
ありません
今日は、先が見えないあなたのために、
私事にはなりますが、
立ち直るまでのリアリティを
少しお話しようと思います。
離婚しただけでは変わらない
私が離婚協議を始めたのは
すでに別居して
1年近く経っていたので、
離婚によって生活が
大きく変わることは
ありませんでした。
元夫とは、離婚が成立して、
連絡を取る用事がなくなったため、
しばらくは平和でしたが、
子どもの面会や習い事の費用など、
何かにつけてモラハラは
続きました
子どもは不登校のままで
すべてが自分のせいだと
思っていました
ストレスで仕事にも
集中できず、ミスが多く、
何年も給料がステイでした
子育ても仕事も満足にできず、
養育費がなければ
暮らしていけない、
そんな自分が情けなくて、
嫌いでした
ダメだと思っているのは自分だけ
ある時、とても信頼していた
昔の同僚に、
自立できない自分はダメだ
という話をこぼしたら、
仕事しながら
1人で3人も育てて、
十分、自立してるじゃん
と言われて、
え？と思いました
私はずっと自分を
ダメなやつだと思っていたのに、
周りはそんな風に
思ってなかったんですね。
仕事も、ある時、
異動してからは、
自分の意見を反映させるような
クリエイティブな仕事を任され、
それが意外と評価されました。
私の過去を知らない
新しい同僚たちは、
私を普通に仕事ができる人
という評価で、
人によっては、
何でも持ってる人
くらいに思われていたようです
私が自分でどんなにダメ人間だと
感じていても、
周囲はそんなことは分からない。
大きな問題がなければ、
標準的な人として見られるんですよね。
だから、自分もそういう
標準的な人のフリを
することにしました
不登校の子がいる劣等感とか、
両親そろった家庭を
築けなかった失敗とか、
会社にいる間だけでも、
なかったことにしちゃおう、と。
そうしたら、自分の中で
半分くらいは
普通の人になった気がしました。
そんな風に、
周りに引き上げられるのも
一つの方法になると思います✨
選ぶ側になる
仕事でのやりがいを感じてからは、
評価が上がり、収入も増え、
少しずつ自信につながっていきました。
半面、年を取って、
容姿が衰えてきたことが
気になってきました。
もともと私は発達性トラウマで
容姿にコンプレックス
があったため、
モラハラの後もそれを
引きずっていました。
そこに自己価値が低く
感じていたこともあり、
自分だけ変に見えてるんじゃない？
と落ち着かない気分になることが
ありました。
悪目立ちしたくないから、
周囲のカジュアルなスタイルに合わせて、
自分もカジュアルなスタイルで
溶け込もうとすると、
似合わない
モラハラを受けているうちに
年をとってしまい、
自分が時代遅れの
古くさい人間のように
感じていました。
そんな風に思っていたある日。
無料で顔診断をしてもらえる
という機会がありました。
とあるアパレル企業の企画で、
顔タイプを特定して、
そのタイプに合うコーデや服飾品を
紹介してくれる
というものでした。
おもしろいことに、
清楚で愛らしい女子アナと、
迫力美人の女優さんが
それぞれよく似合った服を
着ている写真が、
首から下の部分を入れ替えると
服が全然似合っていない
という例を見せてもらいました。
それくらい、
自分に合うものを
身に着けるって大事なことですよ、と。
それで、診断結果に基づいて、
似合いそうなスタイルを
紹介された時、
目が覚めるような感じがしました。
私は自分の顔タイプと
全く合わない服を着ては、
落ち込んでいたんです
そりゃそうか。
服でも人でも、
合う合わないはあるよね。
そんな当たり前のことが
目からウロコでした。
それからはスニーカーで
オーバーサイズのカジュアルはやめて、
ヒールのパンプスに
手持ちの上質な素材の服で
外出するようになりました
周囲に合わせることなく、
自分に似合うものを身に着けて、
それが自分だ
と思える自由が心地よく、
今までは、似合わない服で
自分の魅力を押さえつけていたのが、
窮屈だったけれど、
そこから解放され、
好きなもの、合うものを身にまとい、
自分に自信が持てて、
目線が一段高くなった感じがしました
さいごに
こんな風に、周囲とつながって、
ちょっとした言葉や
ちょっとしたきっかけで、
目が覚めるような気付きに
出会うことがあります。
そういう機会を大切にし、
つかんだものを自分に取り入れ、
新しい自分を足していく
そんなことを繰り返して、
少しずつ解放されていきました。
そのたびに、
目の前の靄がはれて、
新しい景色が見えました。
今まで見ていた世界は
こんなに明るかったんだなぁと✨
モラハラの傷を抱えた皆さんにも
いつかきっと、
同じように明るい世界が
見えるといいな、と願っています
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