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こんにちは。
モラハラカウンセラーの幸村です。
モラハラという
ワード自体は知っていても、
まさか自分の夫の言動が
モラハラとは思っていない
という人は多いのでは
ないでしょうか？
世間で騒がれている
モラハラ夫とは、
暴言を吐いたり、
妻をいびり倒したり…
なんでそんな人と一緒に
いるんだろう？
と、自分の結婚生活とは
別世界のものだと思っている。
それが８年前までの私でした。
たしかに、
モラハラの定義は難しく、
明確な線引きができません。
しかし、
モラハラ被害を受けている妻には
いくつか共通する特徴があります。
夫の言うことは絶対だ
と自分に言い聞かせたり、
夫に何かを伝えようとすると
ものすごく疲れたり。
心当たりがある方は
夫のモラハラを
疑っても良いかもしれません。
自分の認識を歪めて
適応しないと
結婚生活が成り立たない、
生活が回らない。
知らず知らずのうちに
そんな形に追い込まれているのが
モラハラ関係です。
今日は、うちは違うと思っているけど、
夫に対して気が重く感じている方向けに
モラハラの認識を深めてもらえればと思います。
モラハラは他人事？
モラハラは、ご存知の通り、
モラル・ハラスメント
の略語です。
道徳的な観点でのハラスメント
と言われると、その許容範囲は
個人によって大きく異なります。
コンプライアンスの
行き届いた会社で行われたら
アウトなことでも、
自分が育った家庭環境では
普通に行われていたことなら、
心が傷つくようなことでも
ハラスメントとは考えず、
受け入れてしまうことって
ありますよね。
また、場の雰囲気や状況から、
傷つくのは間違いだ
と自分に言い聞かせてしまう
場合もあるでしょう。
たとえば、皆の前で
冗談めかして
馬鹿にされるようなことを
言われたり、
ひどい人扱いされたり。
その場で弁明しようとすれば、
夫の言うことを肯定したり、
冗談が通じないやつ
と墓穴を掘る羽目になる。
十分傷ついて、
酷い目に遭っているのに、
状況や環境のせいで、
モラハラって、
もっと酷いものなんだろう
と思ってしまい、
自分に当てはめて考えないと、
案外気付かないものなのです。
なぜモラハラだと気づかない？
これは、
自分が受けている扱いを
客観視できないから。
そういうスキルが
欠如しているわけでは
ありません。
むしろ、被害妻は
自分の言動を責められ続けるため、
人一倍、客観的に考えようとします。
ではなぜ客観視
できないのでしょう？
それは、夫の言動に
違和感を感じるタイミングで
自分が責められるからです。
自分に非がある状態で
相手を責めたりしたら、
倍返しでは済みません。
だから、
相手の言動が酷いのでは？
を考える前に、
自分のどこが悪かったのだろう？
に気を取られてしまい、
それが解決するまで
相手の行いを冷静に
考えることができません。
しかし、実際には
何も悪くない妻は、
この解にたどり着くことができないため、
夫のモラハラは曖昧なまま
考えるタイミングを
逸してしまうのです。
さいごに
モラハラは乱暴な言動だけでは
ありません。
むしろ、一見丁寧で
やさしい言動の中に
ちりばめられています。
そのため、一つ一つに
決定的な証拠を見出すのは
難しいでしょう。
モラハラの定義があいまいなのは
そのためです。
しかし冒頭でも述べた通り、
被害者側には共通の苦しみが
あります。
自分の受けている扱いを
客観視できないなら、
自分の心に耳を傾けて、
自分の感情をイメージしてみましょう
真綿で首を絞められるような苦しさや、
重い鎖でがんじがらめになっている、
そんなイメージが少しでも
しっくりくるようであれば、
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