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こんにちは。
モラハラカウンセラーの幸村です。
夫の言動には耐えられないけど、
あんな夫でも、離婚したら
一人で老後を迎えた時に
淋しくなって、後悔しそう
と思っている方って
意外といらっしゃいます。
昨日思い出しましたが、
かくいう私もそうでした。
でも、本当はそこ、
心配するとかじゃなかったんですよね。
だって、あなたを
淋しくさせているのは
モラハラ夫本人だから。
私も含め、離婚した女性って、
みんな楽しそうなんですよね(笑)
そんな理由もふまえて、
今日は離婚に当たっての
老後の不安について
お話していこうと思います。
「どんな旦那でも、いないよりいい」幻想
老後の淋しさについて語られたのは
先日カウンセリングを
お申込みいただいたAさんで、
幸村と同い年の方でした。
実はAさんから言われて
思い出しましたが、
そういえば、
幸村母がよく言っていました。
「どんな旦那さんでも
いないよりはいた方がいい」
と。
とてもそうは思えなかったけど、
私はそんなに長い結婚生活は
経験したことがなかったので、
そういうものなのかぁ
くらいに思っていました。
そして、
経験者にしか分からないリアル
として、まだ若かった私の心に
深く刻まれました。
Aさんも恐らく、
親御さんから
似たようなことを
言われたことがあったのではないか
と想像しています。
私たちの母世代は
「男の人は何もできない」
という点を問題視せず、
そこに自分たち女性の価値を
見出していたでしょうから、
何かしてあげる対象がいないのは
とても淋しいことだったのでしょう。
そんな価値観で育てられた私たちは
母たちこらの意図せぬ呪いにより、
離婚という選択肢を
躊躇してしまう部分は、
少なからずあったと思います。
一緒にいれば淋しくないの？
では、老後のパートナーが
確保されていれば
淋しくないのでしょうか？
・病気になった時、面倒見てもらいたいから？
・周りに淋しい老人と思われたくないから？
・世話を焼く相手がほしいから？
ちがいますよね。
モラハラを受けて、
自分ばかり我慢しているのに、
その努力と頑張りは
誰にも分ってもらえなくて、
あなたが体調を崩しても、
心配するどころか、
俺のメシはどうするんだ？
なんて言われたら、
一緒にいる方が
淋しいですよね。
老後の淋しさを回避するために、
今モラハラに耐えてまで
淋しい思いをして
添い遂げるほどの相手なのか、
その相手はあなたの老後を
リカバリしてくれる根拠は
あるのか？
今の生活と照らし合わせて
考えてみましょう。
さいごに
モラハラ被害者は
来ることのない「いつか」
のために頑張り続ける。
過去の自分も含めて、
そういう傾向があると思います。
かつては私も、幸せな老後のために
目の前のモラハラに
耐え続けました。
私はワインが好きなので、
元夫は、老後は
フランスやイタリアで
ワインの旅をしよう
とよく言っていました。
なので、私は何となく、
当時の辛い生活とは
切り離された別の
幸せな老後が来るものだと
何の根拠もなく描いていました。
離婚せず、添い遂げるのが
幸せな老後の条件
みたいに思っていたし。
でも結局、老後より全然手前で、
こんなやつとワインの旅とか
いくらお金積まれても嫌！！
老後も一人の方がむしろ幸せ！！
ってとこまで行きました。
でも、不思議なことに、
そうやって苦しんでいた40過ぎよりも、
50を目前にした今の方が
なぜか全然モテるんですよね～
多分、前より楽しそうだから
だと思います。
それに夫なんかいなくても、娘が
将来、私をワインの旅に連れて行けるように
お金稼げる仕事につく、
と言ってくれてます。
モラハラ生活の中では
幸せは、自分の努力だけで
作り上げなきゃいけないように
感じていましたが、
シングルになってみると、
人の優しさは当たり前にあふれていて、
周囲の歩み寄り、支え合いに
いやされていく幸せがありました。
そんな幸せを感じるたびに、
自分が死んでいたなぁ
と思います。
あなたもきっと
離れてみれば、そう思うはず。
私の座右の銘は、
ピンチはチャンス
です。
あなたが直面する今のピンチは、
あなたが想像もしなかった
幸せに向かう、最大のチャンス
なのではないでしょうか？
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