こんばんは。
モラハラカウンセラーの幸村です。
何年も同じ地域に住んでいるのに、
地域の人たちと
仲良くできなかったり、
自分の家だけが孤立している
と感じる事はありませんか？
実はこれ、
モラハラあるあるなんです。
モラハラ夫は、
ターゲットを
周囲から孤立させます。
それにはいくつか
理由があって、
まず、
世の中の普通と比較して
自分の受けている扱いが
モラハラだと
気付かせないためです。
それから、
相談先や協力者を得て
逃走されたり、
上下関係が崩れるリスクを
回避するため
という理由もあるでしょう。
そうやって、
夫を頼らざるを得ない
状況をつくる
被害者の孤立化について
お話ししていこうと思います。
周囲の悪口を言う
モラハラ夫は、一見近所の人たちと
うまく付き合っているように
見せかけて、
家の中では、彼らを
馬鹿にしたり、
悪口を言ったりします。
幸村の元夫もそうでした。
隣近所の人たちと、
地域の付き合いをしよう
思っていましたが、
元夫が近所の人たちのことを、
有象無象
とか
下々の奴ら
などと、上から目線で馬鹿にし、
自分たちは違う
と常々言っていました。
何度もそう言われているうちに、
彼らと仲良くすると
機嫌を損ねてしまいそうな
気がしてしまい、
当初想定していたような
温かみのある交流はせず、
あまり深入りしないように
必要以上の接触を
避けるようになりました。
保育園のママ友達についても、
同じような扱いだったため、
家に呼んだりなどは
できませんでした。
なぜ気付かないのか？
モラハラ夫は、
妻に嘘の情報を吹き込みます。
「普通は～～だ」
「そんなことを言うのは
お前くらいだ」
自分に都合の良い情報を
ねつ造しては、
それを妻に信じ込ませます。
世間的に見れば、
全くおかしなことを
言っているわけですが、
その世間との付き合いを
制限することで、
世の中的な「普通」の情報から遠ざけ、
一般的で善良な「普通」を
わからなくさせるのです。
被害者がモラハラ被害に
気付かないのは
このためです。
周囲への情報流出を遮断する
また、逆も同様で、
モラハラ夫は、
妻が自分の文句を
外で漏らさないように
釘を刺します。
例えば、あらかじめ、
夫婦間のことを外で話すのは、
人として絶対やってはいけないことだ
俺はどんなことがあっても、
お前の悪いところを外で言ったりはしない
だから、お前もそんなことはしない
と信じている
など、夫の文句を外で言ったら
重い罪を背負うように、
妻の心に
心理ブロックをかけるのです。
そうすることで、
自分の行いが
他の夫と比べておかしい
と気づかれるのを防ぎます。
妻に仕事をさせず、
専業主婦をさせておくのは、
一見妻を大事にしているように見えて、
実はこういった理由もあるようです。
（全てのご家庭に当てはまるわけではありません😅）
最後に
モラハラ被害を受けている女性は、
自分の判断軸を奪われ、
世間からも情報を遮断されるため、
なぜ今まで気がつかなかったんだろう？
とびっくりするくらい、
自分が受けている扱いが
モラハラであることに
気づいていないケースがあります。
そこには、
まさか自分の夫が
そこまで悪い人間だとは思えない
と言う心理が働くからでしょう。
ただ、1歩引いて客観的に
言っていること、
やっていることだけを見てみると、
理不尽な点がたくさん
見えてきます。
当たり前のことをするのに
抵抗を感じたり、
罪悪感を感じたりするときは、
モラハラによって
洗脳されている可能性があります。
どんな小さな事でも大丈夫です。
小さなことの積み重ねが、
あなたに深い傷を刻みます。
夫の言っていることに違和感を感じたら、
ぜひご連絡くださいね。
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