こんにちは。
先日、奈良の実家から荷物が届きました。
中はおばあちゃんの畑でとれた柿とさつまいも。
みんなで“柿とり”したよ〜
と母から連絡があってから、楽しみにしていました。
柿は、小さくて種も多いけど甘いです。
おばあちゃんの家をリフォームする前は、中庭にあった柿の木。
2年に1回、たくさんの実をつけていたなぁ。
おばあちゃん家は10年くらい前に劇的ビフォーアフターで改築していて、
テレビでおばあちゃん家のリフォームを観るっていう不思議体験をしたことが懐かしいです。
さて。
たくさんの柿、せっかくなのでプリンと柿バターにも挑戦することにしました。
まずプリンを作ろうと調べてみると、衝撃のレシピを発見。
材料が柿と牛乳だけ。
え!なんで?
そう思ってもうちょっと調べると、柿に含まれる成分がうまいことやってくれるみたい。
柿、すごい。
魔法使いみたいだ、柿。
突然知る柿の能力に俄然テンションが上がります。
ミキサーがないのでせっせと柿をすりおろして、牛乳とまぜて容器に入れて終了。
あとは冷して待つのみ。
なんて簡単。柿がちょっと本気だせばプリンなんて朝飯前だったのか。
そのまま柿バターも作ります。
柿バターは一度お土産で買ったことがあって、それがとっても美味しかったので、その味を思い出しながら挑戦。
といっても柿ジャムを作って最後にバターを投入するだけ。
こちらもすぐできた!冷めて固まるのを待ちます。
そんなふうに私が柿と向かいあっている間、
息子は、夫のギター練習に釘付けに。
おもちゃの存在も忘れて、じーっとその様子を見ている。
夫もギャラリーがいて嬉しいのか、
練習してる曲があったのに途中からずっと得意な曲ばっかり弾いてる。
そんなBGMを聞きながら片付けしてるうちに完成です。
感想は…、
柿バターがとっても美味しくて、
プリンは固まってたのが凄かったです。
プリンの味は、牛乳と柿を混ぜた味でした。
いや、そりゃそうだよな…、
だってそれしか入れてないんだもん。
でも何故か、頭の中であのプリンが出来ると思ってしまっていたわたし。卵もいれてないのに。
夫に一口食べてもらうも、変な顔をしたので
「だよね!」と言って私が一人で食べました。
ちょっとしか作らなくてよかった。
柿の魔法が解け、今は、柿にもらった玉手箱をあけてしまったようなそんな気持ちです。
写真は、スコーンに乗せた柿バター。
こちらは、お砂糖もバターも入ってるので想像した通りの美味しさでした。