こんにちは。
早速ですが完成しました、セレモニードレス。
じゃん!
やったーできたー!
ぱちぱちぱち
編み物歴まもなく3ヶ月。
これがいまのわたしの集大成です。
テープカットしてお祝いしたい気持ちだ。
大きくガッツポーズ!
頑張った私に私からお祝いのスピーチを。
こほん。
えっと、本日はドレスの完成にお立ち会いくださりまことに有難うございます。
はじめはどうなることかと思ったドレス作りでございましたが、なんとか最後まで編み上げることができました。
もうダメだと思った瞬間もありました、諦めそうな夜もありました。
自分の足に毛糸が引っ掛かり、それに気付かず毛糸が大量にほどけてしまうというマンガみたいなミスをした日もありました。
完成間近にして、ドレスのボタン穴の左右を逆につくってしまったと分かった時のガッカリ感は、今も鮮明に覚えています。
本を見ながら編んだのに、良かれと思って鏡みたく 反転してしまったんです。
ダンサーさんなら気持ち分かっていただけるでしょうか。
病院で赤ん坊の性別は聞いていたので、それに合わせて右前、左前って考えてたのに。
悲しかったです。
だけど、詰めが甘い、最後になんかミスする。
そんな自分には慣れています。
100回以上の経験があります。
そんな人生経験が役に立ち「ま、こうなるよな。」と、さまざまなトラブルにも落ち着いて対処することができました。
そうやって、どうにかこうにか形になったこのドレス。
手のかかる子ほど可愛いもので、完成の際には嬉しさと同時にほんの少しの寂しさもありました。
ですが本日、こうして皆様に見ていただけることで、一人前のドレスになったんだなぁと感慨もひとしおでございます。
ボンネット、ミトン、ドレスが揃い、
あとは赤ん坊が無事に産まれることを祈るのみ、くつは…
くつは…
!!!
!!!!!
!!!!!!!!
…そうだ、靴まだ編んでない。
忘れてた。
浮かれて完全に忘れてた。
そうだ、面倒だから後回しにしてたんだ…。
くつ…。
靴って“同じものを2つ正確に編む”
っていうプレッシャーがありますよね。
わたし“同じ、正確に”ってすごく苦手で…。
細かいところを適当にしちゃうっていうか、
自分だけの物差し「こんなもんかな?」を多用しちゃって。
そしてそれをいちいち覚えてないから二度と再現できなくなってしまう。
しかも、ミトンと違って靴は網目がギュッと詰まってるんです。だから余計に左右の調節しにくそうで…
はぁ。まあそんなこと言ったって仕方ない。
編もう…
あみあみあみ…
さっきまでの感動はどこへやら、
無表情&無感情で編みました。
はい、できた。
ま、まぁ…。
出来上がってみるとカワイイな。
ちっこい靴。
もう一個もあみあみあみ…
やっぱり左右で結構違う。
でも、あのテンション急降下のなかよく編み上げました、自分!合格のはんこ、ポン!
制作日数10日くらいかなあ。
これでひとまず、いつ産まれてきたって大丈夫だ。