今日は、一般病棟での相談数が多い日でした![]()
その中で考えさせられるケースです。
当院にご夫婦で入院されている家族の話です。
Mさんご夫妻は2人暮らし。半年前、Mさんの奥さんが脳梗塞で入院。一時、人工呼吸器を付けなければならないほどの容態でしたが、奇跡的に
に帰れそうなレベルに回復し、ケアマネージャーさんと在宅生活に向けて準備をしていた矢先に、Mさんが脳梗塞で入院されました・・・
娘さんが「実は・・・(父が仮に家に帰れそうな状態に回復しても)病み上がりの母には父との同居は難しいと思うのです。なので、父の方は施設への退院を考えています。母だけ家に帰れるようにしようかと思ってます」と涙ぐまれながら話されました。
Mさんには認知症がありました。
入院して3日間ぐらいは不穏行動もありました。
今は穏やかに過ごされ、認知症もまだら様でしっかり話されることもあります。
ただ、病み上がりのMさんの奥さんと同居となった場合、今までのようにはいかなくなると予想されます。
Mさんは一般病棟、Mさんの奥さんは回復期リハビリ病棟にいらっしゃるので、それぞれ担当のスタッフ(看護師・リハビリ・MSW)が異なります。Mさんの看護師さんは「(Mさんは)家に帰れるレベルだし、ご夫婦一緒に家に帰った方がいいんじゃないか
」とおっしゃるのですが、Mさんの奥さんの看護師さんからは「ご夫婦での同居は難しい・・・」とのことです。
おそらく娘さんも悩んだ末に、Mさんの担当のMSWである私に施設を探してもらいたいと依頼をしてきたのだと思います。できれば、両親には一緒に
で過ごしてもらいたいでしょう、でも、この場合は、一緒に住むとなるとご夫婦で共倒れになるような気がする、父には申し訳ないけど・・・という選択だったのだと思います。
核家族化・少子化が進む中、こういったケースは増えていくと思われます。
患者さん本人だけでなく、その家族のことも考えていかないといけませんね![]()
次回は「在宅ターミナルケア」についてです![]()