朝になり、不思議なことに葵の酸素の値は90%台をキープ。
脈も低くなったりするけれど、アラームがなるほどでもない。
血圧も低いけど、アラームがなるほどでもない。
主治医と小児救急の先生から呼ばれ、あたしと旦那は別室に。
「葵ちゃん、どうしてこんなに呼吸状態がよくなったのかは僕たちにもわかりません。
葵ちゃんが生きたいって言う気持ちが強いから頑張っているんでしょうね。
葵ちゃんが生きたいのに、なにもしないで見守るのは葵ちゃんにとても失礼なことだと僕は思う。
また薬を再開始しますか?」
といわれた。
もちろん、治療をしてもらうことに。
そして…
低酸素の状態が何時間も続いた葵の脳は恐らく低酸素脳症になっているのは間違いないと言われた。
普通の子供と同じようには出来ない。
後遺症がどこまで残るかはまだまだわからないけれど、もしかしたら人工呼吸器も一生外れない、家にも帰ることは出来ないかもしれないと言われる。
ショックだった。
いや、何となくわかってた。
改めて言われると余計に辛かった。
だけど、あたしにとって葵は他の子供たちと同じ大切な我が子。
手がかかっても、普通じゃなくても、ママと呼んでくれなくてもあたしは葵のママだから…しっかりしなきゃ。ダンナさんと協力しながらやっていこうと決意したのでした。