つづき。
主治医の若いドクターから「お母さん(あたしのこと)、今日はとりあえず実家に帰って休んだ方がいいですね。葵ちゃんに何かあったら連絡するので」と言われて、病院から40分くらい離れた実家に泊まることにした。
実家でも葵の様子が心配で全然休めない。
どうなるんだろう…しか考えられない。
多分、10分くらいウトウトした9月20日午前1時に病院から電話。
「呼吸状態が悪くて先生からお母さんにお話があります」と看護師さん。
すぐに着替えて妹とあたしの母と葵の所に向かった。
人工呼吸器を今まで使っていたものよりも良いものに変えたけれど、改善が見られず、酸素が40%台のまま。
もう出来る限りの治療をしたから手の施しようがない。
とても危険な状態で朝には亡くなってしまうかもしれない。
と言われた。
そして、新たに告げられた病名は「敗血症」と「多臓器不全」
葵は産まれてからNICUでもGCUでも頑張ってた。
これ以上頑張らなくていいよ。
楽にしてあげたい。
苦しくならないようにしてあげたい。
あたしは先生に「苦しまないようにだけしてあげてください。」と言った。
朝4時過ぎ。
酸素が20%台脈も弱くなって来たときに看護師さんから「葵ちゃん、お母さんにダッコしてもらおう」って。
呼吸器をつけながらだったけれど、葵をダッコすることができた。
家に居るときとは全然葵の重さが違う。
点滴を入れている葵は浮腫みがスゴイから体重も4300グラムくらいになっている。
大きくなってこれだけ重くなるなら、どれだけ良いか…と何度も思った。
ダッコしていると、葵の血圧はグングン上がり、酸素も60%くらいまで戻る。
ダッコしたのは15分くらいだったけれど、血圧も酸素も少し戻ってきた。