こんにちは。
モラハラサバイバー&モラハラ克服カウンセラーの、りさです。

無事にモラ逃げして平穏に暮らしているわたしが、
当時を振り返りながらモラハラについて書くブログです。

モラハラ被害に遭っている人を少しでも助けたい!

あと、今でもたまに思い出してすっごく嫌な気持ちになるから
怨念を昇華させるために書きたい!

そんな当ブログをよろしくお願いいたしますルンルン

 

最近、こんな記事を読みました。

 

 

公認心理師であり著書も多数ある心理カウンセラー、信田さよ子さんの、精神的DVに関するインタビューです。

 

とてもわかりやすく有益な記事だったので、ぜひ読んでみてください。

 

精神的DVって、どういうイメージがありますか?

 

肉体的・身体的なDVと違って、実害はあまり無い、「嫌な気持ちになる程度」の被害だと思っていませんか?

 

DVの中では軽いもの、みたいな。

 

わたしは、それは違うと思います。

 

というか、DVの種類ごとに「これは深刻」「これは軽い」みたいなものって、無いと思うんです。

 

それぞれの残酷さ、それぞれのやるせなさがあります。

 

と言っても、精神的DVって、DVの中では一番イメージしづらいんですよね。

 

殴られるわけではないし、性的な要素があれば性的DVだし、お金に関するDVなら経済的DVだし。

 

精神的DVの中でも「怒鳴られる」「何時間も説教する」というのは比較的わかりやすいので、よく例として使われています。

 

けれど、「嫌味を言われる」「約束を守ってもらえない」などの加害行為に関しては、「誰でも嫌味を言いたくなるときってあるでしょ?」「約束を守ってほしいってちゃんと言ったの?」などと思われて、理解が得られにくい気がします。

 

また、「身体的DVに比べたら被害ないでしょ」「嫌なら嫌って言えばいいじゃん」とも思われがち。

 

これは、実際に被害に遭ってみないとわかりにくい感覚なのかもしれませんが、身体的DVと違ってわかりやすい被害が無いからこそ、厄介なんです。

 

精神的DVは、1回あたりの被害はささやかです。少し、心がモヤッとする程度。

 

でも、だからこそ「たまたま機嫌が悪かったのかな」なんて自分の中で納得してしまい、加害行為だと認識できないままになります。

 

加害行為は1日に何回も発生し、それが毎日続きます。すると、ほんの少しのモヤモヤが、次第に精神を蝕んでいくのです。

 

突然傷つけられる場合と違い、気づかないうちに深刻な被害を受けており、しかも精神的な被害だから、反論する気力も、逃げる気力も失っていることが多いんです。

 

精神的な被害が重症化してくると、ますます「わたしが悪いのかも」「この人はわたしを愛してくれているはず」など、間違った認識を強化しまい、なかなか被害に気づけません。

 

重度の不眠症になるなど、病院に行かざるを得ない状態になってはじめて、自分が普通の状態ではなくなっていることに気づくのです。

 

精神的DVは、軽めのDVなんかではありません。

 

人を殺す、重大なDVです。

 

殺し方が違うだけ。

 

精神的DVがどういうものなのか。それがもっと広がると、被害に遭っている人も自覚しやすくなるのではないでしょうか。

 

 

 

 

 

 

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