こんにちは。
元恋愛ジャンキー&モラハラサバイバーの、りさです。
無事にモラ逃げして平穏に暮らしているわたしが、
当時を振り返りながらモラハラについて書くブログです。
モラハラ被害に遭っている人を少しでも助けたい!
あと、今でもたまに思い出してすっごく嫌な気持ちになるから
怨念を昇華させるために書きたい!
そんな当ブログをよろしくお願いいたします
モラハラはASDだと言われることがあります。
ASDとは、自閉症スペクトラム障害のことで、以前は「アスペルガー症候群」と呼ばれていたものです。
自閉スペクトラム症の診断については、DSM-5に記述されており、下記などの条件が満たされたときに診断されます。
複数の状況で社会的コミュニケーションおよび対人的相互反応における持続的欠陥があること
行動、興味、または活動の限定された反復的な様式が2つ以上あること(情動的、反復的な身体の運動や会話、固執やこだわり、極めて限定され執着する興味、感覚刺激に対する過敏さまたは鈍感さ など)
発達早期から1,2の症状が存在していること
発達に応じた対人関係や学業的・職業的な機能が障害されていること
これらの障害が、知的能力障害(知的障害)や全般性発達遅延ではうまく説明されないこと
ASD(自閉スペクトラム症、アスペルガー症候群)について-厚生労働省eヘルスネット
どうですか?モラハラと関係ありそうですか?
個人的には、「けっこう近い」と思っています。
が、モラハラ=ASDではないです。
そういう論調で話す人もいますが、それは偏見ですよね。
「カサンドラ症候群」を知っていますか?
ASDの人のパートナーが陥りやすい状態として「カサンドラ症候群」と呼ばれるものがあります。
病名ではないのですが、ASDの人とうまく関係が作れないことで、心身の不調をきたしてしまう状態を指します。
ASDとそうでない人ではコミュニケーションのパターンが違うのですが、そのせいで、ASDではない人は精神的に疲れてしまい、その結果体調も悪くなってしまうことがあるそうです。
『カサンドラ症候群になって離婚した話』という漫画があるんですけど、わたしはこれ、かなり共感しました。
ただ、この漫画の旦那さんも、たしかASDの診断は受けていないはず。
わたしの元パートナーもASDの診断は受けていないけど、この漫画はかなり「わかる!!」ってなりました。
相手がASDかどうかより、自分がどういう状態か
仮に、相手がASDっぽい傾向があるとして、あなたが言えば、相手は病院に行ってくれそうですか?
モラハラ加害者が、被害者の意見を聞き入れるって想像できないんですが……。
それに、仮に、用意周到に事前相談とかした上で、なんとか受診にこぎつけたとして、運良く何かしら診断がついたとして、それでどうなるのでしょうか?
大事なのは、相手がASDかどうかより、あなたが大丈夫なのか、あなたがどう生きていきたいか、だと思うんです。
だって、仮に相手に何らかの精神疾患が見つかったらどうしますか?
今以上に献身的にサポートしますか……?
先に、あなた自身がうつ状態になっていないか、ちゃんと眠れているか、しっかり見つめたほうがいいんじゃないかなってわたしは思います。
ASDの場合は関係改善が見込めます!
モラハラは治らないからさっさと離れるべきと言われますが、ASDの場合はそうとも限りません。
ASDと診断がついている場合、つまり本人が病院を受診している場合、あなたとの関係も改善できる可能性はあります。
ASDだと診断されたことで、本人も自分の特性を客観的に見れるようになり、対処法もわかるようになるそうです。
もちろん、診断されたけど最終的に離婚した、というパターンだってありますが。
ASDの人がそれを診断されて自覚できた場合は、本人にとってもパートナーにとっても良い結果になる可能性もあるわけですね。
モラハラとASDはイコールではないですが、ASDについて気になる場合は、調べてみて、相手に受診を勧めてみるなど、できそうなことはやってみると良さそう。
もちろん、一番大切なのはあなた自身なので、まずはあなたの心身の健康を最優先に考えてくださいね。
ブログではちょっと書きにくい、
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