南部鉄器の急須、かなり楽しんでおります。
・緑茶
・紅茶
・ほうじ茶
・ルイボスティー
を試しました。
緑茶は、その後何度か入れましたが、毎回味が違う
どうやら、お湯の温度の問題みたいです。
ちょっと焦って淹れると苦味が強くて、のんびり淹れるとまったりと甘味が強くはいるみたい。
なるほど、奥が深い…!
紅茶は、鬱になってから身体が受け付けなくなってしまい(なんでだろう?)、最近ようやく飲めるようにはなったものの、まだまだ味わうというところまでいけていません。
そして、自分で淹れるのも久しぶりだったこともあり…
「あれ?紅茶ってどういうのが正解だっけ??」という感じになってしまいました。
残念…
実は、紅茶と同様、緑茶も少し身体が拒否します。
なんなんだろう?カフェインとかなのかな??
たくさん飲むと気持ちが悪くなってしまうので、ここまでの2種類は、たまにしか淹れていません。
ほうじ茶は、美味しいです。
鬱になってからしばらくはほうじ茶も受け付けない時期がありましたが、最近は美味しく飲めるようになりました。
鉄急須で淹れるほうじ茶はコクがあって、香ばしさも上品です。
そして、驚いたのはルイボスティーでした!
ものすごく甘く、コクが出て、まるでキャラメル風味の紅茶みたい。
こういうものにあまり興味のない母も「美味しい!なんの紅茶?」と聞いたくらいです(ルイボスティーだよー)
やっぱり南部鉄器すごい。
こうなってくると鉄瓶が欲しくなりますが、焦りは禁物です。
たくさん見て、心から好きになれるものに出会いたい。
ところで、最近は体調が少しマシです。
動く気になる日も出てきたので(そのかわり疲れやすく、夕方にはダウンしていますが…)、今日は地元のお店で南部鉄器を見てきました。
気にいるものはありませんでしたが…
かわりに、洋食器のブランドを知りました。
「カールスバード」
私はブランドにも食器自体にも詳しくないのですが、
この柄は「ブルーオニオン」というもので、
世界各国、様々なブランドでブルーオニオンの食器が作られており、
このカールスバードは「世界三大ブルーオニオン」と言われているそうです。
他の2つは、
・マイセン
・フッチェンロイター
おお、このふたつは私も知っている!
この中でもカールスバードは、手頃な価格で、気軽な普段使いとして人気だそうです。
ほー。
マイセンやフッチェンロイターのブルーオニオンも調べてみました。
以下は素人目で見た私の感想ですが…
↓マイセンは繊細で優美!
↓フッチェンロイターはエキゾチックな雰囲気が素敵!
個人的には、フッチェンロイターのエキゾチックな雰囲気に心惹かれました。
ものすごーくトキメクのですが…
日常的に使うにはちょっと素敵すぎる気もして、ちょっと躊躇ってしまう自分もいます…
そこで、今日出会ったばかりのカールスバードはどうかなと見直してみると…
柄の雰囲気が力強く、現代的な雰囲気。
実物を触った感じも、普段使いにピッタリな強度を感じました。
ブランドによってずいぶん違うものですね!
これなら、日常使いしている我が家のお皿たち
・アラビア パラティッシ
・ロールストランド モナミ
そして、
・先日お迎えしたばかりの沖縄の眞正陶房さんのお皿
このあたりと並べても、力強さで負けないで並んでくれそうです。
だからといって、カールスバードのブルーオニオン、お迎えはしていません
私は最近、ようやく「ずーっと一緒にいたいと思える物に出会いたい」と思えるようになって、その考え方が気に入っているのです。
そして、ずっと一緒にいたいと思えるかどうかは…すぐに判断できないことが多いです。
失敗したなぁと思うこともあり、そんな中で分かってきたのは、手にするまでにしっかり吟味して「やっぱりこれが好きだ」と思えたものは、後悔することが少ない、ということです。
フッチェンロイターにしろ、カールスバードにしろ、素敵ですがまだまだ「ずっと一緒にいたい」かどうかは分かりません。
お料理も好きだし、食べるのも好きなので、食器も好みに合うものがあると嬉しいです。
なので、「カールスバード」や「ブルーオニオン」など知らなかったことを知れたのも楽しかった!
でも、すぐにそれに飛びつくのではなく、「ずっと一緒にいたい」ものに出会う瞬間を楽しみに、ちょこちょこいろんな食器を眺めていくなかで、これだ!と感じたものだけをお迎えできる人になりたいです。
そういう意味では、私にとっては南部鉄器は「ずっと一緒にいたい」と思えたものでした。
鉄鍋はもちろんのこと、鉄急須も、誤って注文したにもかかわらず、とても気に入ったので、運が良かったなぁ〜
こういう「好き」を集めた結果、自分の生活がどんなテイストになっていくのか…最近その方向性が少しずつ見えてきて、とてもワクワクしています。