芸術センス0のパパと私から何故に息子が生まれたのか。
息子は絵が好き。
音感もとれて小さいころから音程を外すことなく歌をうたったり、CMのフレーズを口ずさみます。
そんな息子が昨日何気なくついていたテレビで放映していた棟方志功のドキュメンタリーに釘付けでした。
一心不乱に版画を彫る棟方志功を見入って、手首が動いたりして自分が彫ってるような気になっていました。
パパが
『チャンネル替えていいか?』
と聞けばもちろん、
『ダメーー』
と怒ります。
何を思って、何を感じたのか。
今はわからないけどいつか答えがでる日が来るのかしら。
男の子だから、やんちゃ坊主で外でばかり遊ぶのかなぁと思って始めた息子の子育て。
最近ようやく息子の性格やペースを受け入れられるようになりました。
私も女の子だけど、昔から女の子らしいところ何もないもんな。
母親は私を音大に入れたくて3歳から15年もピアノを習いました。
でもピアノは嫌いだったんだよね…15年分のお月謝代を考えると…申し訳ないです。
~お母さんが思うような娘に育たなくて、ごめんね。
でも、私は今必死に大切に、息子と娘を育てるので許してね。~
まるで亡くなった母親へのメッセージのようですが、健在です。
本日も写真館で着付けの仕事中。
還暦を越えても仕事をしている頼もしい母親です。