最近読んだ本です
とっても簡単な感想とともに…

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Qrosの女 誉田哲也

謎のCM美女を追う芸能記者と
その周りの人たちのお話

誉田哲也さんは
姫川玲子シリーズの印象が強かったので
少し意外な内容でした

嫉妬って恐ろしいなあ…
としみじみ感じました

それにしても誉田哲也さんの本は
読みやすくて好きです(*^^*)

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愚行録 貫井徳朗

何人かの語り手によって進められていくお話
Qrosの女のように、
理由があって、じわじわと育っていく嫉妬の感情もこわいけれど
ふとしたときに火がついてしまうような嫉妬の方が
恐ろしいのかもしれません(´△`)
THE イヤミスという感じの作品です

人間誰にでも嫉妬という感情はあるはずですが
上手に付き合ってくことが
大切なんだなあと痛感する2冊でした

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代償 伊岡瞬

作者の描く人間像が
あまりにリアルで
ページを捲る手が止まりませんでした

1人の人間にここまで巨悪が
棲みつくものか…と絶望しながらも
ふとした仕草や言動は
『ああ、いるいる…こういう感じの人…』と
共感せざるを得ない

そんな内容です

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延長戦に入りました 奥田英朗

これは上にあげた3冊と
打って変わって超超面白い爆笑エッセイ!

スポーツをテーマにした短いエッセイが
34本入ってるのですが…

とにかく共感の嵐
そして面白すぎる!

青春時代を運動部で過ごした方には
ぜひぜひ読んでいただきたいです

重いミステリを3冊読んだ後だからか
余計この爽やかさが最高でした

読み終わった後、
なんだかんだ、スポーツって爽やかで真っ直ぐで青春で、もう最高!と思える作品です