発達グレーゾーンの子供を育てています。

発達の特性について学びを深める中で言われたこと。
誰かが悪い云々でなく、
まずは今ある自分のルーツを知ることが大事。

今まで、私ってアダルトチルドレンな面があるよな、と思っていましたが、
改めて見つめてみた時、

私は、自分がなくて、
物を買うことで本当の自分を隠していて、
他人と比べることで自分の立ち位置を確認し、
すぐ人のせいにする、

そんな自分は嫌だ!

何故こんな自分になったのか?
と考えてみると、

親の呪縛、親からどう思われるかを常に気にしている。

小さい頃から、
私は親に絶対服従というか、親に反論出来なかった。
兄弟が怒られているのを見ると、
家族の雰囲気がどよーんとなるのが嫌で、笑いを提供していた。
父が母に小言を言うのが嫌で、先回りして母が小言を言われないよう気を遣った。
特に父に対して、反抗したことはない。父は絶対!であった。

その分?母には当たっていたりした私。
でも、母の理想像があり、そこから外れると嫌そうな母。
他の意見をニュートラルには聞いてくれない母。
自分の考えていることが絶対正しくて、
自分の敷いたレールの上を歩けば間違いなく子供たちが幸せになると疑わない母。

はたから聞けば、何故反論しないの?
てな感じだが、
多分、小さい頃からの刷り込みというか積み重ねで、物言えぬままになってしまったんだと思う。

中学でいじめにあったのも、
他人の顔色を伺って行動するようになった一因かも。

親とも離れてくらし初めてからは、自由に伸び伸びしていながらも、常に片隅に親の理想から外れてないか気にしていた私。

発達の特性を学び、自分を見つめた時、初めて私は私でよいのだ!
と親の呪縛から解き放たれた。
始めて自立できた気がした。

なので、
自分の子供は、ありのままの子供を受け止め、子供の気持ちに寄り添い、待ち、子供の自己肯定感が育つようにしたい。

親の理想を押し付けたり、上から押し付けるようなことをしていると、
子供は親に怒られたくないあまりに嘘をつきたくなる。
周りでも、親の前だけでは、きちんとしているが、他では…とか、って子を見かける。

私の親含め、愛情があってしているわけだが、それは子供のためになっているのか?
自己肯定感を下げることになってないか?

立ち止まる心の余裕を持ちたい。

そして、親がたとえそうだったとしても、周りの大人が環境が、その子のありのままを受け止めてあげられる地域作りが大事だと思う。