著書『病院に行かずに「治す」ガン療法』
を少し詳しめに紹介📖㉓
著者 船瀬俊介
第10章
「糖鎖療法」:細胞死
(アポトーシス)
「糖鎖」とは細胞の内外を結ぶ
通信アンテナ群で
細胞の相互認識に
重要な働きを担う。(図A参照)
この発見が、
ガン治療の世界で
最近注目を集めている。
ガン細胞の印(マーク)付けをし、
細胞間の
コミュニケーションをとり、
ネットワークを作る。
核酸、タンパク質に次いで
”第3の生命鎖“
”第三のネットワーク“
と言われる。
糖鎖は
ウィルス、ホルモン、
細胞、毒素、細菌・・
外部の
あらゆる存在物を
キャッチできるツワモノ。
糖鎖の力で、難病の早期発見、
治療も可能になるかも?
政府レベルでの糖鎖の解明研究が
進められている。
糖鎖のコミュニケーション例###
(図B参照)
#精子と卵子の出会いに
大きな役割を担う。
#免疫細胞がウィルス、
抗原、ガン細胞などの
異常をパトロールして
チェックするときには、
「糖鎖」がアンテナ的役割をする。
#脳神経:神経細胞相互の
コミュニケーションは
神経伝達物質の他に
神経細胞膜の表面にある
「糖鎖」のネットワークも
大きな働きをする。
#現代人は、
この大事な「糖鎖」が
7分の4に欠損している
健康な長寿者の場合、
通常7万本の「糖鎖」“アンテナ”が
林立。
ところが、
現代人のアンテナは
平均4万本くらいしかない。
情報の担い手「糖鎖」が
不完全であれば、
自然治癒力も発揮できない。
様々な滞りから
病気が現われる。
原因は「糖鎖」の原料不足
主な原料・・・(表C参照)
①グルコース(免疫賦活)
②ガラクトース(ガン転移阻害)
③フコース
(ガンの成長と転移を阻害)
(気道感染症治療)
④キシロース
(アレルゲンの結合阻害)
⑤N-アセチルグルコサミン
(ガン抑制)
⑥N-アセチルガラクトサミン
(ガン増殖・転移に関与)
⑦N-アセチルノイラミン酸
(脳発達・粘膜調節)
次回 <第10章>
「糖鎖療法」の続き~
「アポトーシス」など~
~同テーマ㉔にて紹介
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