著書『病院に行かずに「治す」ガン療法』
を少し詳しめに紹介📖⑳
著者 船瀬俊介
第8章「自然住宅療法」
ガンを癒やす「家」に住もう!
1970年代
ヨーロッパの学校では
校内暴力など・・
子どもたちは精神的に荒れていた。
何故か
客観的な検討がなされた結果・・
「コンクリートやガラス、
鉄など無機的な建材や
化学物質を揮発させる
化学建材が
子どもの体調や心の状態を
悪くしていた。」と結論。
これを深い反省を込めて
「シックスクール」と名付け
以後、
できるだけ自然な建材を
学校建築に用いる事
が常識となった。
この1970年代は
エコロジー(生態学)が
注目された時代で、
民間研究団体ローマクラブは
『成長の限界』というリポートを発表
「大量生産、大量消費の経済は
いずれ破綻する。」と警告した。
この動きは
“情報鎖国”?!の日本の建築界には
伝わらなかった。
ドイツでは
近代的な住宅に住むほど、
「体調が悪くなる」という現象が
社会問題に。
新築住宅の素材をチェックした結果
有害な揮発性有機化合物(VOC)が
住民の健康を蝕んでいる」
と結論づけた。
“シックハウス”
“シックビル”
建築は
デザインや外観が良ければ
いいのか?
建築の本来の目的は
人間という生命体を包みこむ物
“建築は生命の入れ物”
そうして、
ドイツを中心に
生命と建築を融合させた
新しい建築学
バウビオロギー(建築生命学)
が提唱された。
バウビオロギーを
日本に紹介した人
『エコロジー建築』(青土社)
著者 高橋元氏
NGO
“ひと・環境計画”を起こし、
自然な建材の建築思想の普及に尽力した
自然建築運動のリーダー。
“家は癒やしの場、祈りの場へ
向かうべき“と啓示。
この言葉は
神社、仏閣、キリスト教会などが
古来より
神との対話の場として
機能してきた事に
気づかせてくれる。
しかし、
この1970年代、日本では
このバウビオロギーを取上げる
マスコミはゼロ・・だった!?!?
次回 <第8章>
「自然住宅療法」・・
「ガンを起こす家」など~
~同テーマ㉑にて紹介
皆様のアクセスに感謝