思い出の話・・④<4年前の脳腫瘍>
左脳は
言語脳とも言われ、
数字や漢字、記憶・・等に
大切な場所。
考えてみれば、
発症の10日程前から、
計算の間違いをしたり、
簡単な漢字が出てこなかったり、
忘れることが増えたり
と
少しずつ
予兆的な病状が現れていた
手術は
忘れもしない広島の原爆70年
記念式典の日と決まり、
それまでの約10日間は、
あれこれと検査のパレード・・・
その間も、
脳の認知障害は次第にひどくなり・・
悪いところは
取ってもらうしか無い・・と
手術の覚悟ができた。
手術の前日には、
病室に
脳外科の
“チームバチスタ”的な先生方が
勢ぞろい!
緊張💦
その前で
私は
「5+3」の答えを
問われ・・
な、なんと、
わからない状態になっていた。👀💦
大勢の偉い人たちの前で
答えられなかった時の
恥ずかしさたるや!😢
今でも、その光景が
脳裏にトラウマのように
焼き付いています。
もしも手術が失敗したら・・・
なにせ頭蓋骨に穴を開けるという大きな手術
生きて帰れたとしても、
記憶が消えているかも・・
認知障害が残るかも・・
「ノートにでも、
もしもの時の準備を書いとかねば・・」と
だんだん書けなくなっていく漢字に
腹を立てながら、
家族への感謝の思い
残したものの整理のこと等など
書き残した。
♡♡♡♡ 突然ですが、
初のつれづれ日記書いてみます。
脳のリハビリのために始めた
拙い俳句
「田植え前
カエル鳴く空
一番星」
★
田んぼが広がる
空気の澄んだこの地に住めて
幸せな余生を暮らせる事に
感謝♡♡
お読みいただき有難うございました∈^0^∋