運命の流れを変える占術師 北條メリサです。



前回は、現代では多くのアスペクトがあるとされているけれど、伝統的な占星術では60度セクスタイル、90度スクエア、120度トライン、180度オポジションのみで、0はアスペクトとされなかったのです。



…というところまでお話しました。





ちなみにアスペクトは半時計回りでカウントします。

ただし、距離が短い方の度数が優先されるという考え方です。




さて、伝統的なアスペクトの考え方をもう少しだけ、補足しておきますね。

0度がなぜ、アスペクトとされなかったのか…




現代では、0度というとコンジャンクションとされますが…



前回にも書いたように『見る』ということによって作られた関係性であると考えられた、伝統的なアスペクトにおいては、
惑星同士が近すぎている状態になっていて、『見る』という関係にはならなかった
とされています。


たとえばそれは、良く知らない人同士、向かい合っているとなんだか緊張してしまう、とか…

そんな感じなのです。



面白いですよね~。

惑星同士も、見つめ合うと緊張状態にあるんだ…って感じで(笑





すなわち、0度を含まないため、30度刻みで見たとき、0度、30度および150度以外がアスペクトとされていたということになります。





さて、ここからいよいよ現代占星術のアスペクトについてです。


なぜ60度、90度、120度、180度だけしかアスペクトとされなかったにも関わらず、現代のアスペクトは、こんなに増えてしまったのでしょう?



それは、1600年代に入ってからのヨハネス・ケプラーの考え方に影響され、ハーモニックスアスペクトという概念が使用されるようになっていきました。




ハーモニック、というのはそもそも、ピュタゴラス主義における『天球の音楽』という独特の宇宙観がもとになっています。

これは数秘術にも使われている考え方です。






余談になりますが…


天体より劣っている地上にある物でさえ、動くときには音がするのだから、天体という大きな物体が動けば必ず音がするはずだ、という理論と
ある一定の数の比率で動いている惑星たちは音楽的ハーモニーがある



とされたものが『天球の音楽』と呼ばれるものです。



どんだけ大きい音を奏でるのでしょう…?(笑




ハーモニックスは、360度の円の分割に基づいています。


たとえば、360度を2で割ると、180度になります。



2は2つに分ける、二極や対立の意味があり、180度は惑星同士の対立が起こるとされる。

すなわち、180度の、オポジションは、緊張関係や対立することを意味するのです。



以下、120度のアスペクトであるトラインは、3で割られた数字であり、3は調和的であったり、結びつけるなどの意味があり、現在のトラインの意味につがなっています。




…などなど、それぞれ1~10まで360度を割ることで様々なアスペクトの定義が可能とされています。





他には、さらに細かく90度をさらに2で割った、45度などもあり、セミセクスタイルなどよばれるアスペクトもあります。




また、伝統的ではアスペクトとされていなかった、30度、150度も現代ではハーモニック・アスペクト、とされるそうです。




こういった理由から、そもそもの伝統的な『ホール・サイン・アスペクト』に加え、『ハーモニックス・アスペクト』が加えられた事よって、アスペクトの種類が増えていったのです。




次回は、なぜ伝統的な占星術では『ホール・サイン・アスペクト』という考え方をメインにしていたのか?という考え方をお話します。









今日も応援の1クリックありがとうございます!


花 お知らせ 花

梅田 占い館アナスタシアにて、定期ワークショップ開催中です!
11月スケジュール





キラキラハート注文殺到!幸せを呼ぶオルゴナイト

12月よりミニオルゴナイトはお値段改定いたします




運気Upご報告頂いてます
可愛いパワーストーンブレス
キラキラ





タロットを基本とした個人セッションメニュー






星お問い合わせフォーム星








監修コンテンツキラキラ


アプリ版のWオラクルカードもリリースされています!

iOS版
Andoroid版



iPhoneアプリキラキラ




10分間 iPhoneでゆっくりお話できるチャット鑑定
チャプリ 初回無料キラキラ

手相鑑定「ハイっ」の手もできます