以前書いた、トートタロットと生命の樹 その1 の記事からだいぶ経ってしまいましたが、続きです。
…もともとあったユダヤ教神秘主義の話と黄金の夜明け団の話の順番がぐちゃぐちゃになっていましたので、修正したしましたので再アップです。
トートタロットの図像を理解するためには、生命の樹の理解が必須である事を書きました。
タロットと生命の樹がどう関係しているか、についてですが、トートタロットの作者のクロウリーが所属していた黄金の夜明け団（ゴールデンドーン）の理論が重要になってきます。
その前に生命の樹そのものの説明を少しします。
元々宇宙創造のプロセスを説明するための図式であり（全ての根源である神から私たちの世界が創られた事）、神との神秘的合一の状態へ至るための装置でもあったのが生命の樹です。
Wikipediaから画像お借りしました。
この生命の樹の上の方は霊的な目に見えないエネルギー。
パスを通り、下へ下がれば下がるほど、エネルギーは10段階を経て、どんどんエネルギーの質は濃くなり物質世界（私たちが生きる世界、領域）に近づいていきます。
すなわち上位へ行くと、自分という意識が消えてしまい、もっと大きな宇宙（神）とひとつになる次元へ向かうこととなります。
（トランスパーソナルな次元を表す意識）
ちなみに1番上は、第一動因と呼ばれ、キリスト教文化では神のいる領域。
（昔の天球層の考え方を思い出していただければわかると思います）
下位の物質界のセフィラー（一番下）から上位の神の領域のセフィラー(一番上）へと大アルカナのイメージを借り、自らの意識の変容をさせ、生命の樹のセフィロトを上昇させ、私たちが今住む世界とは異なる次元へと行くのです。
これはパス・ワーキングと呼ばれる技法であり、魔術の実践のツールとして黄金の夜明け団（ゴールデンドーン）の理論でもあります。
1番下の10番目のセフィラー（単数形）マルクトは、私たちの地球としていました。
そしてカルデアンオーダー（カルデア人の順番、という意味。現在の月、水星、金星、火星…などの順番）に従って順に惑星が当てはめられていきます。
丸い10個のセフィラーをそれぞれ繋ぐ22本のパスと呼ばれるものがあります。
元々ヘブライ文字のアルファベット自体が全部で22文字。
それは最初からカバラの世界では生命の樹に対応していました。
ちょうどキリ良く22文字ある、ヘブライ文字…
それらを黄金の夜明け団は、生命の樹の22本あるパスにタロットカード1枚ずつをそれぞれ関連づけ、さらに全く異なる占星術さえもそれに対応させていきます。
（画像があれば良いのですが、他のは引っ張ってくるのが難しいようなので…）
魔術師＝ベス
女司祭＝ギメル
…などなど
長くなりましたので、今日はココまで
あと1回で終わるかな～…
って感じです。
北條メリサ監修アプリ 『ルナディウムタロット』
各種セッションメニュー
（お値段据え置きで、メニューを追加いたします）パワーストーンブレスのメニュー
パワーストーンを使用したブレスをご予算に合わせてお作りしています。
・パターンセレクト 4000円～
・フルオーダー 6000円～LINE感覚で占い！
iPhone版 ウラーラ
Andoroid版 ウラーラ
初回無料ポイント有り神と大地のダブルオラクルカード
≪ルノルマンカード＆アストロノミカルカード≫
北條メリサ監修のPCコンテンツ
一部無料メニュー有り
（nifty/楽天/goo/OCN/BIGLOBE/So-net/Excite）電話占い Feel ～フィール～
新規登録会員さまは、10分間無料（2000円分）
北條メリサのページ → ☆占い館 アナスタシアのスマホ占いのアプリ
予約、随時受付中
お問い合わせフォームメールアドレス：fortuna.merisa☆gmail.com
（☆マークを@マークに変えて、送信ください）
どちらからでもお問い合わせいただけます。