訪問していただき、ありがとうございます
今週は乳腺外科の先生に診察してもらってきました
久々に胸のエコーをしまして
(約2年ぶり、乳がんなのに胸を医師に見せるのってこの2年間で4回目)
胸の表面の皮膚に見ただけで分かるぐらいの腫瘍の凸がちょいあるんだけど「突き破って腫瘍が出てきたり血や浸出液が流れ出てきたりする事があるかもしれないです」と言われました
原発巣切除手術は一応やる事になりそうだけど先生がちょっと消極的な感じ
「手術して延命、完治出来るのであれば喜んで手術します でも手術して延命出来るとは(今のエビデンスでは?)なってないんですよね」
「局所制御のための手術ですからね」
「まだ(手術しない方に)変更出来ますから、気持ちが変わったら言ってくださいね」
と、あまり前向きに「やりましょう!」って感じでは無かった
まぁ、前主治医も今の主治医もそんな感じだったんですけどね
じゃあなぜ手術の話が出たのかって事なんですよね
私から手術の話を出した訳では無いですし、前主治医は一人で決めた訳でもないらしく「乳腺の先生や他の先生も入ったチームで治療方針は決めてます」って言ってました
初発ステージ4の乳がんと診断されてから「転移した腫瘍が無くなったとしても原発巣の胸の手術はありません」って何度も言われてたし、がんセンターだからって私もずっと諦めてたんですよ
なのでもう薬に頑張ってもらうしかないって思ってたし、治療薬に耐えるための体力作りを頑張ってたんです
でも前主治医から「肝臓の腫瘍が無くなったら手術も考えてます」の一言で、「手術出来るんだ」って一気に気持ちは手術にいっちゃいました
(私が最初に痛み軽減のために放射線治療したいって言い出したんですけどね)
もしかしてその嬉しさが顔に出てるのか?『この患者は手術すれば完治出来るって勘違いしてるんじゃないか?』と医師達は不安になってるんでしょうかね
胸の腫瘍が大きくなった時の激痛から解放されるんじゃないかとは思ってる
皮膚を突き破って酷い事になる恐れがなくなるんじゃないかとも思ってる
それに胸の腫瘍が薬を克服するのが早いから、手術して胸の腫瘍が無くなれば次は長く治療薬が効いてくれるんじゃないかとも思ってる
そしてちょっとは(ちょっとじゃないか)延命も期待してる
もう手持ちのカード(治療)が少なくなってきてるからねぇ
体も元気でまだ体力もあるから、生きられるなら出来る事はしたいのよ!
「薬で腫瘍を小さくして放射線治療というのもあります」とも今回の先生は言ってくれたけど、もう使える薬がきっとそんなに残ってないだろうし、いつも小さくなる前に耐性ついちゃうから気持ち的に期待出来ないんだよなぁ
(と言うか、放射線治療は前主治医に範囲が広すぎるからと否定されたのにな)
こうやって色々言われても私は「やっぱり手術はやめます」なんて言わないし
もしもそれでも胸にがんが残ってしまったなら、もうそれはそれで受け入れる覚悟よ
あ、色々書いてるけど前主治医、今の主治医、今回の担当の先生、どの医師にも不満なんて無いです
むしろ、よく手術する方向に踏み切ってくれたなって本当に本当に感謝してます
「(手術は)12月の後半とかどうですか?」と聞かれて「もしかして退院は年明けになります?」と聞くと「そうなるかもしれないですねぇ」と先生
「月跨ぎは出来るならしたくないんです」と私(医療費の関係ですね)
「ですよねぇ じゃあ1月にしましょうか」と提案してくれて、1月に手術が決まりそうです
『決まりそう』というのは『検査を突破したら手術』だから
手術出来る体なのか調べるために、EC療法での心毒性を見る心エコーや呼吸機能検査・レントゲンなどを次回はやります
実は旦那も手術には消極的なんですよ
この人の場合、よく分かってないんですけどね
まだ「手術して胸の腫瘍が無くなったらステージ3になるんか?」って聞いてくるんだもん
2年前にも「転移した所が無くなったらステージ3になるんか?」と何度か聞いてきたので、「ステージが変わる事はこの先何があっても無い!」と何度も何度も言ったのにさ
ステージが変わる事がないんだったら手術する意味が無いって思ってるみたい
今年発表された原発巣切除の治験結果も交えて何度か説明したんだけどねぇ
それに腫瘍が大きくなったら痛いんだよ、激痛なんだよ
「痛い!痛い!って何度も言ってるやろ」
って言ったら何も言わなくなったけど、絶対納得してないな
現実では誰も「良かったね」って感じでは無いんだけど
それでも!
私は手術しますよ!!
(検査が通れば)
それでは
皆さんも穏やか日々を過ごせて笑顔になれる事が一つでも多くあります様に