訪問してくださり、ありがとうございます
今日は『生きるのを辞めようとした話』を前にも書いた覚えはあるのですが、もう一度少しお話ししたいと思ってます
私は20年ほど前に自○を試みた事が2度ほどあります
結果的に成功しなかったので良かったんですが、でもそんな事をしたのに死ぬ気は無かったんです
『一瞬でいいから今この時の苦痛から逃れたかった』
それだけの理由なのです
リスカやODもしてました
それも『痛みがあるその一瞬だけは苦痛から逃れられるから』
それだけの理由でした
今思えば自分が自分じゃ無かったのでしょう
もしそのまま死んでしまったら『病気で自分じゃないまま死んでしまってた』
今ではそう思ってます
なので自○した方は『病気での苦痛の症状が酷く出て、残念ながら成功してしまった方』
そういう方が多いと私は勝手にそう思ってます
診断されてなくとも、実際はうつ病だったとか多いんじゃないかなぁって
だから私にとっては病死と同じだと思ってるので「生きたい人もいるのに!」と怒る方がいますが、安易に『現実の辛い事から逃れる為に自分の人生を終わらせた』とは思えないのです
そして生きたいのに寿命が短くなってしまうかも分からない病気、怪我などの方と比べるのは違うかなぁって
たまに失敗した現実から逃れるだけの為や自己主張を通そうと自○する方もいる様で、その気持ちは経験無いので全く分からないですが
逆に「自分で実行しなくてもいいから死を宣告される様な病気が羨ましい」と言う精神の病の方もいる様ですが、それも筋違いな意見かと
全く性質が違うので比べる事自体が間違ってます
精神の病は毎日、何度も何度も押し潰される様な苦痛が押し寄せて来ました
今思えば、がんステージ4を告知された時の苦痛がずっと押し寄せてくる事に少し似てます(私の場合ですよ)
そして掛かってた病院が症状はあまり聞かず『兎に角、強い薬を出しておけばいい』って所だったので、出された強めの薬の量が1日に十数錠
うつ病の症状と薬漬けで動けなくなり、ほとんどが寝たきりの様な生活が数年続きました
(でも入院できず)
精神が弱ってる時には感覚が敏感に鋭くなってるので、特に人間関係には注意しないと普段は何でも無かった事や聞き流せてた事に傷つく
そしてその治りは『無い』か『遅く』ずっと苦痛を伴い生活を蝕む事もあります
なので人と関わるのは程々が良い時もありますが、時としてそれでも関わらなければいけない時もあります
そう言う時は心の距離を取り、最低限の関わりで罪悪感を持たずにやり過ごせるといいんですが難しいですね
人は人によって癒される場合もあるんですがね
「がんと診断」されたり「完治しない」と言われ死を選ぶ方、精神の病を発症する方も結構な割合でいるそうです
ショックと辛さがあまりにも長く続き、気力がないまま何ヶ月も過ごすのは危うい事だし、これからの人生をずっと苦痛や悲しみの毎日だけで過ごすのは勿体なさすぎる
「楽しい事だってきっとあります」なんて、『うつ病』『全般性不安障害』『パニック障害』『完治しないがん』と言われた私には言えません
ただ『今の生を負の感情に支配されたまま終わらせてしまう』のは、すごく悲しく寂しい事だと思ってます
そう思いながらも、私自身よく闇に飲み込まれてますが、それでもその時々の色んな断捨離、取捨選択をしながら生きてますし、これからもそうやって生きていきます
その人によって自分を保つ方法は違って来ますので、それぞれの方に良い方法が見つかるといいなと願ってます
がんになった方、そのご家族であまりに辛い気持ちがある方は、一度地域のがん相談センター行ってみるといいかも…
我慢し過ぎると、ある日突然に爆発する事もあるから
通ってる病院に腫瘍精神科、緩和ケア科がある方はそこに繋がる事が出来るといいですね
私の場合は、腫瘍内科の主治医が処方してくれる安定剤と睡眠薬で今は安定出来てます
残りの人生、誰だってどれぐらいあるのかなんて正確には分かりませんよね
「後悔ない様に」と言っても、最後の時に何に対して何に後悔するのかさえ分からない
なのでせめて、誰もが少しでも笑顔になれる事が沢山あるといいのになって思います
それでは
皆さまは心と身体は穏やかに過ごせます様に