がんが発覚して治験を勧められてパニックになりながらも、2ヶ月半ほど病院通ってやっとちょっと冷静になれてきました
私が今の治験を勧められたのは化学治療未経験なのと、元気だったので体力の問題も無かったのが大きかったと思います
まぁ、一番はちょうどピッタリの治験が募集中だった事でしょうね
主治医の先生は「モルモットみたいに思うかもしれないけど」と何度も言いながら「僕は貴方にこの治療法は有効だと思うんですよ」とおっしゃいました
「それでも完治というのは無いです。一生付き合っていかなきゃいけない病気ですから」とも言いました
「治験参加したいです」と返事をしてから検査して治験参加okの評価をもらい、治験コーディネーターさんが付いてくれて病院に行くと最初に一週間の体の状態、気になる事を聞いてくれます
治験に参加してこの治療が自分に合うのかどうかというのをちゃんと考えられたのは、1クール最後の肝臓の数値が悪くなって休薬した時です
それまではどっかで「最新治療してもらってるのだから大丈夫」と思おうとしてました
治験イコール最新治療ではないんですよね
あくまで『治験』
冷静になると分かるんですが自分に合う治療なのかどうかが一番大事な事なんですよね
そういう中で調べれば調べるほどに不安も出てきてました
HER2陰性には効きづらいかもしれないとか、他の治療法が出た時にそっちを選べるんだろうかとか
治験は自分の意思で辞められるんですが、その後の治療法が治験薬の後に効くのかとか兎に角、一度不安になると色々出てきてしまってました
治験コーディネーターさんや主治医の先生に聞けばすぐに教えてくれると思うんですが、最近は自分の中で駄目な時は主治医の先生が他の提案をしてくれるのでそれまでは頑張ろうと思ってます
また気になるならその時聞こうって
今は不安のストレスよりも何とかなるさって気持ちでいる事の方が自分にとって大事
安心な事は面倒ですが毎週診察してもらえますし、検査が多いので少しでも不調があるとすぐに対応してもらえるところですかね
「夜中でも何かあれば当直の医師がいますので連絡してください」とは言われてます
後はほんの少しですが検査の順番が早いらしいです
予約時間から1時間以上待つ時もあるから本当かどうかわからないけど・・・いつも混んでるから本当なのでしょう!(思い込もうとしてる)
治験だからと言っても無料じゃないし検査が普通より多くそれも無料じゃないし
でも高額医療制度内で収まるので標準治療してる方と治療費は変わらない
今、一番思うのは毎週行くのは面倒!
病院まで1時間近くかかるのでこれから副作用が1週間で抜けない時は大変だろうな
タクシーは医療費に入らないから使えないし
今も副作用抜けなくて膝がガクッといきなり力抜けてしまうので怖くて外歩けないのが昨日から続いてます
月曜日の通院の日までに治ってくれたらいいんだけど
という訳で、治験参加は今のところ私にとって良かったのか分からないんですが『自分に合う治療法』だといいなと願ってます
本音での願望は大きな副作用なくこの治療が長くできて完全奏効出来たらなぁ・・・
後は私一人がどこまで役に立てるか分からないけど、治験の役に少しでも立てるといいなと思ってます